1●「○○用」と決める
単なるわがままなのですが、洗濯物を畳むのが面倒と言いつつ、その辺に積み重なっているのは、あまりいい気分がしないもの。
そんな時は、仕舞う場所さえ決めておけばOKのズボラ家事がおすすめです。たとえば3段の収納ボックスがある場合、1番上は「下着」、真ん中は「シャツ」、1番下は「パジャマ」など、どこに何を収納するかだけを決めておき、畳まずにボックスの中に仕舞うという方法。
適当に積み重なっているわけではないから、いざ使う時にも特に時間をかけずに目的の物を見つけることができ、畳んではいませんがきちんとボックスに入れているので、来客があっても隠すことが出来ますよ。
また、ジャンルごとに分けるのではなく、「夫のカゴ」「長男のカゴ」「長女のカゴ」など、それぞれの洗濯物を入れておくカゴを設置し、自分の物は自分で畳むことを習慣づけているママも。子どものお手伝い精神も養われ、家事はママがやって当たり前という考えもなくなるので、教育の一環としてもよさそうです。
2●ハンガーから外さない
続いて紹介するのは、「ハンガー」を活用した方法。多くの家庭では、洗い終わった洗濯物をハンガーに吊るして干し、乾いたらハンガーから外して畳むという流れが出来ていると思いますが、「ハンガーから外す」という作業をなくすだけで、とっても楽になるのです。
この場合、洗濯物を収納する時は、ボックス収納ではなく、クローゼットなどがおすすめ。干す時にハンガーにかける作業は生じますが、物干し竿からそのままクローゼットに直行できるので、時短になること間違いなしです!
ただし、ハンガーにかけられない物には使えない作戦なので、ハンガーにかけられる物はそのままクローゼットへ、靴下や下着などのハンガーにかけられない物は畳まずに「○○用」ボックスへといったように、2つの作戦を併用するといいかも。
ほかに、早く畳めるやり方を模索する、洗濯物を入れて畳んだらすぐに仕舞えるなど収納場所を変更するといった方法も。“ズボラ家事”と言うと言葉は悪いかもしれませんが、家事の手間をなくし、早く終わるように工夫するのは体力的にも、効率面でも有効なこと。悩んでいるママは、ぜひ参考にしてみて!
(文・三軒茶屋すみ子/考務店)