突っ張り棒とS字フックでスペースを有効活用
「新たにバッグを収納するスペースがない」と考えてしまいがちですが、よく見てみると上にスペースが空いているというケースは珍しくありません。その空間と突っ張り棒、S字フックがあればバッグの収納は十分にできます。
やり方というと大げさですが、空いているスペースに突っ張り棒を付けて、S字フックにバッグを掛けていくだけ。一般的なクローゼットも、中段あたりはスペースが空いていることが多いので、そのスペースを使うのもおすすめです。
ちなみに、バッグの持ち手の部分は大きさや太さがさまざま。どのバッグにも対応できるので、S字フックは大きめサイズにしておくとよさそう。

ブックエンドで大小さまざまなバッグを収納
100円ショップのブックエンドやファイルボックスは、色んな収納に使われていますが、バッグも例外ではありません。
なかでもブックエンドは、スペースの区切りを自分で決めることができるので、一般的なハンドバッグやパーティー用の小さめクラッチバッグまで、大小さまざまなバッグに対応できます。バッグが倒れてしまうのを防ぐことができるという点も◎。
0円でできる収納法
どのバッグも常に使っているかというとそうではありませんよね。まずは、「よく使うもの」と「あまり使わないもの」に分けるところから始めると収納も楽になります。
「よく使う」バッグは、見えやすく、取り出しやすいところに収納しておくほうがいいので、先に紹介した突っ張り棒やブックエンドなどを使った収納がおすすめ。
一方の「あまり使わない」バッグは、「バッグ・イン・バッグ」の要領で収納。一番大きいサイズのバッグの中に、大きい順からバッグを入れていけば、いくつものバッグをひとつにまとめることが出来ますよ。
限られたスペースの中で、たくさんの物を収納していくのは大変な作業。ちょっとの工夫だけで、物を処分せずに済むこともあるので、ぜひ参考にしてみてください。
(文・三軒茶屋すみ子/考務店)