【そろそろ収納】身近な道具で簡単にセーターの毛玉をキレイに取る方法

第1971回 今日のこれ注目!ママテナピックアップ
この冬お世話になったセーターも、間もなくしまう時期ですね。
セーターで困るのが毛玉。お気に入りのセーターに毛玉が目立つと、悲しい気持ちになります。

そもそも毛玉は、着ている時の摩擦や(机やリュックなどと擦れたり、繊維同士などと擦れる)、洗濯時の摩擦などで出来てしまいます。身近なモノでスッキリきれいに毛玉を取る方法を紹介します。衣替え時の参考にしてください。

【そろそろ収納】身近な道具で簡単にセーターの毛玉をキレイに取る方法

その1 局所的なら…「ハサミ」

小さなハサミを使って毛玉を切る方法です。毛玉ひとつずつハサミで慎重に切っていきますが、これがセーターを傷めない一番確実な方法と言われています。毛玉の範囲が小さい場合はこの方法ですね。

その2広範囲なら…「カミソリ」

毛玉の範囲が広い場合はカミソリを使う方法もあります。
セーターを平らな所に広げ、カミソリを優しく、ゆっくり滑らせ毛玉を切り取る方法です。カミソリなので、失敗するとセーターを傷つけてしまいます。あくまでも、ゆっくりと慎重に。驚くほどきれいになります。

さて、その他ネットには、食器洗い用スポンジの方法も紹介されています。
スポンジと鍋の汚れを落とす不繊布研磨材が表裏になっている商品の硬い部分を使う方法です。この方法では、毛糸が引き出されて、もつれた状態の毛玉を、スポンジで引っ張って取る方法のため、セーターから余計に繊維を抜き出してしまう恐れがあり、とった部分が薄くなってしまう恐れがあります。

また、
・指でちぎり取る
・紙ヤスリを使う
・ガムテープ等で毛玉を取る
などの方法も同じ理由でNGです

「抜き取る」より1、2の「切り取る」が確実な方法です。

専用のものとしては「電動毛玉取り機」や「毛玉とりブラシ」が市販されています。
早く、広範囲に使えるのがメリットですが、ゆっくり、慎重に使わないとセーターを傷めてしまう可能性があるのは同じです。毛玉とりは平らな所に置き、ゆっくり、慎重に、が合言葉です。

しまう前の洗濯の時にも、毛玉を作らない注意が必要です。

・セーターを裏返しにする
・洗濯物同士が擦れ合わないようにネットに入れる
・セーターと同じサイズのネットを使う(ネット中で擦れないように)
・繊維が擦れないように柔軟剤を使う
・ドライコースで、手洗いの場合でも素早く

がポイント。もちろんクリーニングに出し、プロに委ねれば安心ですね。
(文・嵯峨根きよみ)

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