【約半数の妻が思う】自分の夫が「なんちゃってイクメン」だと感じる時ランキング

第1994回 今日のこれ注目!ママテナピックアップ
職場などで「自分はイクメンだ」とスマホに写る我が子の写真を自慢するパパ。でも実際にママ目線から見るとイクメンとは程遠かったり…。そんな自分の夫が、「なんちゃってイクメン」だと感じるのはどんなときなのか、ランキングで紹介します。

●なんちゃってイクメンは50%を超える!?

ママテナが独自に行ったアンケート「なんちゃってイクメン」の調査によると、「自分の夫は、育児をまったくやらないわけではないが、育児をする自分に酔っている”なんちゃってイクメン”だと思う」と回答した人は、なんと50.6%。イクメンブームの影で、実際に大きく増えているのは「なんちゃってイクメン」だったという実態がよくわかる結果となっています。


では、どうして自分の夫が「なんちゃってイクメン」だと思うのか、その理由を回答の多かった順にランキングにすると以下の通り。


1位:自分が忙しいときや余裕がないときは、まったく育児をしてくれない…75.8%
2位:育児に関心があるような姿勢を見せるが、じつは自分がやりたいことしか手伝わない…67.4%
3位:おむつ替えなどの面倒な子どもの世話は避けるのに、子どもと遊ぶときだけ楽しそう…36.4%
4位:夫婦で協力しようという気がなく、自分勝手な子育てをしている…21.2%
5位:自分の育児へのこだわりを押し付けてくる…12.9%

「少しは手伝って!」育児をしないパパをイクメンにする秘訣

1位は「自分が忙しいときや余裕がないときは、まったく育児をしてくれない」で75.8%と、かなりの数のママが回答。確かに出かける前だったり、深夜のトイレや発熱など、育児を手伝ってほしいときというのは夫婦共に忙しいケースが多い物。そんなときに手伝ってくれないで、余裕のあるときだけイクメン気取りをされるのは納得がいきませんね。


2位には「育児に関心があるような姿勢を見せるが、じつは自分がやりたいことしか手伝わない」が67.4%の支持を集めてランクイン。一緒にお風呂に入ったり、遊んであげたりと自分も楽しめることだけは積極的に手伝うというのは、テレビなどに影響され、育児に積極的である自分をアピールしているだけなのがママからは見え見えですね。


3位は「おむつ替えなどの面倒な子どもの世話は避けるのに、子どもと遊ぶときだけ楽しそう」で36.4%となっています。それまで一緒に遊んでいたのが、うんちやおしっこでおむつが汚れた瞬間に「ママにタッチ」というのは、育児していると言われたくはないですよね…。



なんちゃってイクメンのパパに、ママが求めることは、「自分のことより子どものことを優先してほしい」、「子育てについて夫婦で話し合う姿勢をつねに持ってほしい」と、子どものことを中心とした生活になってほしいという意見が多いようです。出産を機に、いかにママが子ども中心の生活に変えざるを得なくなっているのか、パパにはもう少し理解をしてほしいですね。
(文・姉崎マリオ)

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