温かくなってきたから…今の時期だからやっておきたいゴキブリ対策

第2095回 今日のこれ注目!ママテナピックアップ
桜も散り始め、本格的な春の陽気に包まれる日が続きます。気が付けば蝶や蜂などを見かけることも増え、昆虫たちがうららかな春の日差しを楽しんでいる様子に思わずほっこり…。

する前にやっておくべきことがあるんです! それが、ゴキブリ対策。

そう、この時期活発になるのは害虫たちもまたしかり。ゴキブリは寒さに弱く、冬に耐えられず死んでしまう個体も多いため、温かくなってきた4~5月はまだまだ個体数も少ない時期。

日本でおもに見かけるゴキブリは主に2種類。1つめは、クロゴキブリ、もうひとつは、チャバネゴキブリ。クロゴキブリは5~7月に羽化が始めるため、本格的な増殖を前に対策ができるこの時期が大切というわけ。チャバネゴキブリは、温かい場所があればどの時期でも生息可能です。

ゴキブリ対策

ハッカ油やクミンシードなどの忌避剤も合わせて

この時期出来る対策として、有効なものは? 『バルサン』公式サイトを調べてみると、くん煙剤がやはり有効なようです。まだ成虫になっていない、繁殖機能を持っていない幼虫を一網打尽にできます。

ただし、まだ孵化していない卵にはくん煙剤は効果は発揮しないため、一度くん煙剤をたいたら、2~3週間後にもう一度くん煙剤をたくこと。こうすることによって、遅れて孵化した幼虫たちを駆除し、効果的に繁殖を防ぐことができます。

あわせて、忌避剤や成虫への対策も施しておくとなおGOOD。身近な物では、ハッカ油やクミンシードなどの香りは、ゴキブリに対して忌避効果が期待できるといわれています。

意外なところでは、セロリやナツメグ、レモンなども。これらのオイルはECサイトなどでも購入でき、人体にも影響は少ないため小さいお子さまのいる家庭でも安心ですね。

願わくば、今年こそその姿を見たくない…。毎年そう願いつつ、必ず目撃してしまうという人も少なくないはず。対策をするなら今この時期、ですよ!
(文・団子坂ゆみ/考務店)

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