
他人の子が独り占めしていたらその場を離れる?
そこで、世のママたちがキッズスペースやおもちゃを独り占めする子どもと遭遇した場合に、どう対処しているのか調べてみたところ、いくつかのパターンに分かれていました。
まずは、「その場を離れる」という方法。独り占めしている子どもに対して、注意をしたり、「一緒に遊ぼうね」などと声をかけて、その子の親とトラブルになってしまったら面倒だから、自分と我が子はキッズスペースで遊ぶことを諦めているようです。
一方で、「注意をする」という声もちらほら。前述の通り、他人の子どもを注意すると、親とトラブルになってしまう可能性もありますが、「ここはみんなの場所だから一緒に遊ぼうね」などと、やんわりと注意しつつ、一緒に仲良く遊べるように声がけするのだとか。
今までご紹介した方法は小さなキッズスペースの場合です。ある程度の大きさがあるなら、独り占めしている子と距離を置いて、遊ぶようにしているという意見もあります。
もっともダメなのは子どもから目を離す親?
キッズスペースに関するママたちの声で散見されたのは、「子どもから目を離す親」について。結局のところ、独り占めしてしまう子どもは、親がお世話をしていないことが多いそう。キッズスペース自体にいなかったり、いてもママ友と話していたり、スマホに夢中だったりして我が子から目を離している。結果、自分の子どもが独り占めをしても気づかない…という状態に。
小さな子どもが「ここは僕の場所!」と怒っても、それは仕方のないことだと理解しているママがほとんど。だからこそ、そんなときはその子の親がしっかりと注意してくれたり、謝罪してくれたりすれば、まったく気にならないといいます。
…ということは、“もし”自分の子どもが独り占めをしてしまったら、すかさずママがフォローに入って、迷惑をかけてしまった周りの子や親に対して、気を遣うと同時に、我が子をしっかりと注意することで、みんなが気持ちよく楽しめる場になるのかもしれません。
みなさんは、キッズスペースを利用する際に、どんなことに気を付けていますか?
(文・山手チカコ/考務店)