ザック・ブラフが、エミー賞の主催側は、新型コロナウイルス感染に伴う合併症で他界したニック・コルデオを意図的に追悼コーナーから外したと指摘している。
『SCRUBS ~恋のお騒がせ病棟』で人気のザックは、新型コロナウイルス感染症による100日間近くにも及んだ闘病生活の末、7月に死去したブロードウェイ俳優の親友ニックが、妻アマンダ・クルーツの呼びかけにも関わらず20日(日)に開催された同式典の追悼コーナーに含まれなかったことについてツイッター上でこう綴っている。「疑問に思っている人へ。エミー賞は、ニック・コルデオを追悼コーナーから外すことを選んだ。愛する人を入れてもらうために、キャンペーンを繰り広げる必要があるなんて知らなかったよ。僕達がそうしたにも関わらず、受け入れられなかった」
ザックはまた、このことに関するエミー賞側からの声明をシェアしている。「追悼コーナーの選択担当者は、新型コロナウイルスによりコルデオ氏が悲しくも他界されたことを確かに承知しています。私達は、彼の名前を含めるべく出来るだけの考慮をしたとご夫人に伝えました。毎年それは多くの方々が亡くなる中、私達は誰かを含めると確約したり、放送前にそのリストを発表することはできないのです」
またザックは、今年脳腫瘍で帰らぬ人となった『SCRUBS~恋のお騒がせ病棟』の共演者サム・ロイドが含まれなかったことについても主催者側を非難している。
今年の追悼コーナーでは、ダイアナ・リグ、チャドウィック・ボーズマン、ナヤ・リヴェラ、カール・ライナーらの生前の活躍が称えられていた。