こんにちは、助産院ばぶばぶのHISAKOです。なかなか母乳育児が軌道に乗らずに混合を続けているママも多いと思います。できれば、完全母乳を目指したいと思っているママたちに、ミルクをあげるタイミングについてお話しします。
おっぱいをあげてからミルクが基本
母乳分泌量を増やすには、赤ちゃんが真剣におっぱいを吸ってくれてこそです。そのため、母乳寄りの混合栄養、もしくは完全母乳にしていきたいなら『おっぱいをあげてからミルクを足す』が基本です。
「でも、ミルクの前に先におっぱいを与えようとしても、赤ちゃんがギャン泣きしていやがられることがあり、切なくなります」
このようなパターンでは、まるでママの存在そのものを全否定されてるようにさえ感じられて本当につらいですよね。拒否されるのがこわいから、ついおっぱいをあげる前にミルクを与えてしまうこともあるかもしれません。それが、正当な科学的根拠に基づく理論と、現実的なママの心情を加味した思いとのギャップというものなのです。
混合を続けるママはエライ!
いやがっているのに、無理やりおっぱいをくわえさせようとするのは自己満足なんじゃないだろうか? いっそのこと、完全にミルクに切り替えてしまったほうが楽になれるんじゃないか? そんな思いもよぎりますね。
たしかに混合栄養は、完全母乳・完全ミルクの場合と比べて物理的に余計な時間を費やします。どれぐらいの量のミルクを補足すればいいのか? どのように進めていこうか? と、頭も悩ませることになり、心身ともに疲れます。そういう意味では、混合栄養を続けているママはエライ!とわたしは思います。
配信: ベビーカレンダー(パパママ)