コーティングからブローチまで!とっても便利な“レジン”
100円ショップにはDIYに使える素材が豊富に揃っていますが、なかでもイチオシなのが「レジン」と呼ばれるものなんだそう。小島さん、レジンってなんですか?
「『レジン』は透明な樹脂の一種です。DIYで使う素材のなかではやや割高な部類に入るのですが、最近では少量ながら100円ショップで販売されているんです。レジンの使い方はいたって簡単。たとえば、スマホのケースにシールや写真を貼った上からレジンを塗れば、透明に美しくコーティングしてくれます。透明で艶やかな質感が素敵なので、ペンダントトップやブローチなどのアクセサリーパーツを作るのにも向いていると思います」(小島さん)
あまり聞きなれないですが、小島さんによればレジンは汎用性バツグンの素材なのだとか。ということで、早速レジンを使ったアイテムを作ってみました。
レジンを使ったペンダントトップ作りにチャレンジ
今回、100円ショップのダイソーで用意したものは次の通り。
・UVクラフトレジン液約5g
・クラフトレジン セッティングA
・UVクラフトレジン デザインフィルム&ペーパー

「UVクラフトレジン デザインフィルム」は、可愛い絵柄のモチーフがたくさん。もちろん、こうしたフィルムではなく写真や雑誌の切り抜きやビーズなどを使っても◎。

お気に入りのデザインを見つけたら、ハサミでフィルムをカットして切り取ります。

フィルムを土台のうえに並べて、上からレジン液を垂らすだけ。このまましばらく待てば完成です。すぐには乾かないので、なかに入れたものがずれた場合は爪楊枝などで動かすこともできます。

UVクラフトレジンペーパーを切り抜いて背景にすると、絵柄がしっかり際立ちました。

レジンは紫外線で固まるので、ジェルネイル用のUVライトなどであれば約5分、日光に当てて約30分程度で乾きます。ちなみに、5gのレジン液は、「クラフトレジン セッティングA」に含まれるペンダントトップの土台2個分くらいの量になりました。
とっても簡単に作れるレジン液で作るDIYアイテム。子どものバッグにつけるチャームなどを作ってあげても喜ばれそうです。
(文・末吉陽子/やじろべえ)