単色のサラダってどういうこと?
大抵のサラダはレタスなど緑色のものが中心でも、色合いを持たせるために、パプリカやトマトなど、緑以外の食材を入れることが多いと思います。でも、あえてそういった色合いを持たせずに、緑なら緑一色、黄色なら黄色のみという配色で作られるこだわりのサラダが「ワントーンサラダ」と呼ばれているそうです。
オシャレというメリット以外にも、ワントーンサラダが支持されている理由には、「彩りのセンスを求められないこと」が挙げられるのだとか。お弁当などが典型的ですが、料理って見た目を良くしようと思うと意外と難しいもの。でもワントーンサラダなら、同じ色の野菜やフルーツを集めるだけなので、深く考えること無く、楽しく盛り付けができますね!

ワントーンサラダの色別素材
ワントーンといわれても、緑一色ではオシャレなサラダが思い浮かばないし、ほかの色はもっと難しそうという人のために、ワントーンサラダの色別で使える食材を紹介します。
最もサラダとしてもポピュラーな色合いの緑は、食材の数も豊富なので一番作りやすい配色です。素材としてはレタス、キャベツ、キュウリ、ブロッコリーといったサラダに定番のものから、マスカット、キウイといったフルーツも有効に使いましょう。アスパラやインゲン、ピーマン、オクラをくわえるとちょっと大人な雰囲気にもなるかも?
黄色のサラダは見た目にもインパクト大! でも以外と定番の野菜で作れるんです。レンジなどで火を通しておいたかぼちゃやパプリカ、アーモンドなどナッツ系、コーンやヤングコーン、オレンジやグレープフルーツなどの柑橘系、黄色いトマトなどが使えます。野菜以外では、マヨネーズやチーズも黄色なのでうまく活用しましょう。
赤の食材は紫キャベツ、トマト、ミニトマトが代表的ですが、ほかにもパプリカや皮付きのリンゴ、スイカ、チェリー、いちじく、ぶどうといったものが赤い素材として見栄えが良さそう。ドレッシング代わりに、チリソースやトマトソースを使ってさらに赤みを増すというテクニックも。
オシャレで彩りのセンスも不要のワントーンサラダ。特に緑以外のカラーは見た目のインパクトも大きいので、パーティーなどで用意して家族だけでなく、友人たちも驚かせてみてはいかが?
(文・姉崎マリオ)