甘いかぼちゃは種とヘタが違う?上手な切り方は?今さら聞けない「かぼちゃ」の基本のき

甘いかぼちゃは種とヘタが違う?上手な切り方は?今さら聞けない「かぼちゃ」の基本のき

栄養満点、甘くておいしい「かぼちゃ」。1年中手に入りますが、最近ではハロウィンのお料理にも使われることが多くなりましたね。今回は、硬~い皮の切り方や、保存のコツなど、知ればもっとおいしくいただけるかぼちゃのお話です。アレンジレシピもご紹介しますよ。

■種とヘタをチェック!甘いかぼちゃの選び方

かぼちゃは大きくわけて3つの種類(日本かぼちゃ、西洋かぼちゃ、ぺポかぼちゃ)があり、今は西洋かぼちゃが主流。今回は、その西洋かぼちゃの選び方や食べ方のおすすめをご紹介していきますね。

まずは、選び方。収穫後にしばらくおいて完熟したかぼちゃは、甘みが増しておいしくなります。そこで、かぼちゃの熟し具合をチェックするポイントをいくつかご紹介しましょう。

使いやすく1/2や1/4サイズにカットされたかぼちゃなら、果肉が濃い黄色やオレンジ色の鮮やかなものを選ぶと甘みが強くておいしいでしょう。種は大きめで、すき間なくしっかり詰まっているかもポイントになります。
かぼちゃを丸ごと1個を選ぶ場合は、皮が硬くしまってツヤがあり、ずっしりと重みを感じるものがおすすめ。ヘタがコルクのように枯れて乾燥しているものが、完熟の目安です。

■レンジも活用!かぼちゃの上手な切り方


丸ごと1個のかぼちゃを切る場合、ポイントになるのはやはりヘタ。硬いヘタを避けて、まずはだいたい半分くらいにカットしましょう。ヘタの手前に包丁を入れて、かぼちゃをぐるりと回して切ってもOK。半分になったら、ヘタとその周りを包丁で切り落としておくとスムーズです。

さらに半分にカットして1/4サイズになったら、スプーンなどで種とワタを取り除き、用途に合わせた形やサイズに切り分けましょう。かぼちゃを切るときは、皮の面を上にした方が安定しますよ。

煮物に使うときは、皮をところどころむいてくと味しみがよくなります。その際も、皮の面を上にして包丁でそぎ落としましょう。

レンジで柔らかくしても!

硬くてうまく切れない場合は、電子レンジで柔らかくしてから切る方法もあります。丸ごとなら5分程度、カット済みならラップをかけて2~3分程度を目安に温めてみてください。ただし、かぼちゃは加熱すると傷みやすくなるので注意しましょう。

関連記事: