そんな物で窒息するの?赤ちゃんの思わぬ事故【3児ママ小児科医のラクになる育児】

そんな物で窒息するの?赤ちゃんの思わぬ事故【3児ママ小児科医のラクになる育児】

東京衛生病院小児科の小児科医、私生活では8歳6歳4歳の子育て中という3児のママ小児科医保田典子先生のコラム。今回は子どもの安全対策後編「やけど」と「誤嚥、誤飲」のお話です。

こんにちは、小児科医の保田典子です。私生活では8歳、6歳、4歳の子どもを子育て中の3児の母です。今回は子どもの安全対策についてです。コロナで家にいることが多くなった今、もう一度気をつけたいことを私の体験談を踏まえて、お話ししたいと思います。

子どもの死亡原因

1歳以降の子どもの死亡の大きな原因のひとつ、「不慮の事故」。実際には、動きが活発になってくる生後9カ月ごろから、赤ちゃんはさまざまな危険に自ら突っこんでいくことが多くなっていきます。


子どもから1秒たりとも目を離さない、というのは不可能なので、子どもの事故は多かれ少なかれ必ず起こります。ポイントは、「命の危険がない事故にするという工夫」です。


家の中で気をつけたい命に危険が及ぶような事故とは、溺水、やけど、窒息が多いかなと思います。転倒で頭を強くぶつけることにも気をつけたいですね。後編は「やけど」と「誤嚥、誤飲」のお話です。

危ない事故3:やけど

やけどもいろいろありますが、気をつけたいのは広範囲のやけどになるようなものです。やかん、お味噌汁、炊飯器の蒸気などには、特に気をつけましょう。

電気ケトルの転倒事故が多い

よく拝見するのは、電気ケトルが倒れて大やけどをしている症例です。ケトルは転倒してフタがガバッと開いてしまうものがあります。これから買う予定のある方は、転倒対策がしてあるケトルを購入することをオススメします。

使用後は、手の届かないところへ

ケトルにしても、お鍋などにしても、使っているときに目を離さないのもそうですが、調理が終わったらコンロの奥に置くようにしています。奥に置いておけば、万が一倒れたときも頭から熱湯をかぶることはないからです。(もちろん、ケトルのお湯はすぐ使い切る、お鍋や揚げ物油もすぐお皿などに移すのが基本です)。

テーブル下に引っ張れるテーブルクロスは使用しない

ダイニングでは、お味噌汁やスープなどをかぶるおそれがあるので、下から引っ張れるテーブルクロスの使用は避けましょう。わが家ではランチョンマットを使用しています(ランチョンマットも手が届けば引っ張ってしまうのですが、うちはみんな猫舌でぬるいスープしか出さなかったので使っていました)。

関連記事:

ピックアップ

自粛中に悩んだ娘の過剰な食欲… 対処法として実践したルールとは?
「そんなあっさり!?」結婚を後押ししたのは意外にも…/さぁ恋
「ばっちぃ〜ん!!」うぎゃあああ!陣痛より痛いなんて聞いてない!【出産体験談】
「何だかいろいろ込み上げてくる…」何をしても苦しい地獄が始まって…【2人目は巨大児11】