衣替え前に知っておきたい! Yシャツのアイロンがけテクニック

第2198回 今日のこれ注目!ママテナピックアップ
気温が高くなりはじめ、半袖を着ている人もちらほら見かけるようになりました。一般的に夏の衣替えは6月1日とされていますが、一足先にクールビズが始まっており、すでにパパのYシャツが半袖になっているという人も多いのではないでしょうか?

衣替えをする際、何かケアをしてからクローゼットにしまうというのはもはや常識になっていますが、すべてをクリーニングに出すと出費がかさむため、自宅で洗濯をするという人も多いものですよね。しかも、Yシャツの場合はさらにアイロンがけもセットになっている…。

みなさん経験があると思いますが、Yシャツのアイロンがけって、ほかの衣類に比べてやりづらくないですか? そこで今回は、Yシャツのアイロンがけが楽になるテクニックを紹介します。

衣替え前に知っておきたい! Yシャツのアイロンがけテクニック

襟は「内側」からアイロンをかけるべし!

シワになるとかっこ悪いのが「襟元」ですよね。面積は広いのでやりやすいかと思いきや、なんだかうまくいかない…なんて人もきっと少なくないはず。

そんな襟は、裏側からアイロンをかけると◎。片手で端を引っ張りながら中心に向かってアイロンを滑らせると、キレイに仕上がります。

ただし、端から端まで一気にやろうとすると、余計シワになってしまうこともあるのでご注意を。(1)右端から中心に、(2)左端から中心にといったように、半分ずつにすると成功しやすくなります!

袖も「内側」からアイロンをかけるべし!

Yシャツの袖の部分は、表からアイロンをかけるとぺったんこになってしまうし、ボタンが邪魔でスイスイできないから、イライラしてしまいがち。しかし、ちょっと考え方を変えるだけで、とっても簡単&キレイになるんです!

方法は、襟のアイロンがけとほぼ一緒。袖口のボタンをはずした状態で、内側(肌に触れる側)からアイロンをかけるだけです。(1)右端をしっかり持って右端から中心に、(2)左端をしっかり持って左端から中心に。たったこれだけで、潰れずにキレイな形に仕上がりますよ。

「ボタンゾーンはアイロンの先で」は間違い!?

Yシャツのアイロンがけでもっとも面倒なのは、「ボタン」(右前身ごろ)ですよね。多くの人は、「表側を、ボタンをよけながらアイロンの先で少しずつ」というやり方かと思いますが、これも少しの工夫で一気に楽チンに♪

どんな方法かというと、表側ではなく裏側にするだけ。こうすることでボタンを気にせずに、一息で終わらせられます。

Yシャツはシワがあるとかっこ悪いし、きちんと手をかけてあげないとすぐダメになってしまうもの。衣替え前にきちんとアイロンがけをして、次のシーズンも使えるように対策しておきましょう!
(文・三軒茶屋すみ子/考務店)

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