理想は“ロマンティック”なプロポーズ?
今回参考にするのは、昨年5月に行われた「2017年度プロポーズ意識調査(ブライダルリング専門ブランド「アイプリモ調べ」)」(対象:直近1年以内にプロポーズまたは入籍した20~30代の男女500名)。まずは、女性が考える「理想のプロポーズ」から見ていきましょう。
Q.プロポーズされたい(されたかった)場所はどこですか?(女性のみ)
1位:夜景スポット…31.0%
2位:自宅…23.3%
3位:レストランなどの飲食店…19.9%
4位:テーマパーク…5.8%
5位:宿泊施設の中…5.3%
6位:車の中…3.3%
7位:公園…3.0%
8位:道…0.8%
1位は3割以上の女性が回答した「夜景スポット」。2位には「自宅」が続きますが、3位には「レストランなどの飲食店」がわずかな差でランクインしているところを見ると、やはり“非日常的”で、“ロマンティック”なプロポーズを理想とする女性は多いのかも?
実際のプロポーズは“自宅”が多い!
一方で、実際にプロポーズされた場所はどうでしょう? 結果は以下の通りです。
Q.プロポーズをした(された)場所はどこですか?
1位:自宅…37.4%
2位:レストランなどの飲食店…16.4%
3位:夜景スポット…14.3%
4位:宿泊施設の中…9.9%
5位:車の中…6.7%
6位:公園…3.5%
6位:テーマパーク…3.5%
8位:道…2.1%
1位は「自宅」で37.4%。女性に聞いた「プロポーズされたい(されたかった)場所」では23.3%だったので、「自宅でプロポーズされたい」という女性の数を超えてしまう結果に。
また「プロポーズされたい(されたかった)場所」で1位だった「夜景スポット」は3位で、数値を見ると半分以下…。“理想と現実”が合致するというのは、やはり難しいことなのかもしれませんね。
とはいえ、こうしたズレはあるものの、「Q.プロポーズの内容に点数をつけるとしたら?」との問いに対し、女性の平均点は72.9点。理想とは多少違っても、「一生懸命考えてくれた」という熱意が伝わったケースでは、総じて満足度は高いようです。
育児、家事、仕事…毎日忙しく過ぎていく日々に、なかなか過去を振り返る時間もないかもしれません。また、忙しい時は、気持ちがすれ違いがちになることも。ちょっとだけ足を止めてプロポーズされた(した)時のことを夫婦で思い返してみれば、初心に帰ってラブラブに戻れるかもしれませんよ。
(文・三軒茶屋すみ子/考務店)
「2017年度プロポーズ意識調査」