コーヒーメーカーの人気傾向を調べてみた
しかし、コーヒーショップで購入するコーヒーは、1杯単価が高くチリも積もれば大きな出費に。コーヒーをよく飲む家庭のなかには、自宅にコーヒーメーカーの検討をしているという方も増えているのではないでしょうか。
しかし、コーヒーメーカーとひと口に言ってもメーカーやサイズ、抽出方式、仕様もバラバラ。いったいどんなアイテムが人気なのでしょうか? 傾向を探ってみることに。
電子レンジは過熱水蒸気機能付きが人気
手始めに『価格.com』のコーヒーメーカー人気売れ筋ランキング(2018年5月28日時点)を見て見ると、ベスト3は以下の商品。
3位:メリタ「オルフィ SKT52-1-B」

水道水中のカルキを99%除去する浄水フィルター付きのコーヒーメーカー。保温性の高いステンレス製真空二重構造のポットにより、コーヒーが煮詰まらず淹れたてそのままの味わいを長く残せる。
2位:パナソニック「NC-A56」

抽出方式:ペーパードリップ
最大容量:670mL(約5カップ)
豆から抽出できるコーヒーメーカー。豆の挽き方や淹れ方を選ぶことができ、好みや豆の種類に合わせ、好みのコーヒーを淹れることができる。こちらも、沸騰浄水機能付き。
1位:デロンギ「マグニフィカ ESAM03110S」

抽出方式:ペーパードリップ
最大容量:同時2カップ
ミルクフロッサーが搭載されており、自宅で本格的なカプチーノやカフェラテを淹れることもできる。つまみの調節によって、抽出量や濃さを無段階に調整できるだけでなく、豆のアロマを逃さない低速回転のコーヒーミルが搭載と、こだわり派に人気の1台。
やはり、自宅で本格的なコーヒーを楽しみたいというニーズは高まっているからか、割高な機種ながらデロンギが1位でした。
では『ヨドバシドットコム』の場合は…? こちらも見て見ると、3位は象印の「EC-GB40-TD」で2位はタイガーの「ACC-S060W」がランクイン。
そして1位は、『価格.com』ランキングで3位だった『パナソニック「NC-A56」』がこちらにもランクイン!
シンプルにコーヒーだけ楽しむだけでいいけど、豆からも粉からもできて浄水機能がついていたらうれしい。プラスアルファの機能にこだわりたい派と、エスプレッソやカプチーノなど、バリエーションを楽しみたい派。人気は二分しているようです。
シンプルにコーヒーだけ淹れることができるものは5000円以内で買える安価な製品から、数万円する高価なものまでバリエーションも豊富。自分の欲しい機能を絞って探していくと、ムダなくとっておきの1台が購入できそうです。
(文・団子坂ゆみ/考務店)
抽出方式:ペーパードリップ
最大容量:700mL(約5カップ)