PMS(月経前症候群)とは?症状と原因をチェックしましょう

PMS(月経前症候群)とは?症状と原因をチェックしましょう

「生理が近いから、なんだかイライラしちゃって」「ワケもなく悲しくなるの」「お腹がドヨ~ンと重い感じ」「胸が張って痛いくらい!」……多くの女性にとって、こうした会話は“生理前あるある”ではないでしょうか。あまりに頻繁に見聞 […]

「生理が近いから、なんだかイライラしちゃって」「ワケもなく悲しくなるの」「お腹がドヨ~ンと重い感じ」「胸が張って痛いくらい!」……多くの女性にとって、こうした会話は“生理前あるある”ではないでしょうか。あまりに頻繁に見聞きするため、それが当たり前だと思っている女性も少なくなさそうです。

PMSはいつから始まってどのような症状なの?

生理が始まる3~14日前に身体と心に訪れる不調を「PMS(PreMenstrual Syndrome、月経前症候群)」と呼ぶことはだいぶ知られるようになってきました。症状や、その重さには個人差が大きいものの、多くの女性が生活に影響を及ぼすレベルの症状に悩んでいるといわれています。

以下に、よくいわれているPMSの主な症状をご紹介しましょう。

身体の不調

乳房が張る、痛い
下腹部や腰が痛い
頭痛
のぼせる
むくみやすくなる
すぐ眠くなる、倦怠感がある
ニキビが出る
食欲増進 など

心の不調

気分が沈む
特に理由もないのに悲しくなる
イライラする
怒りっぽくなる など

「生理は病気じゃない」といわれます。痛かろうがつらかろうが、そんなに大げさにとらえることなく、多少の不調は我慢しなさいという意味でしょう。生理中ですらそういわれるのですから、PMSはなおさらです。

しかし、不調にフタをして、いつも通りに過ごそうと努力する必要はありません。学業や仕事に集中できず、かといって休むわけにもいかず……そうやって毎月のうち何日かを不調に耐えながら過ごすのは、実にもったいないことです。

生理中、生理前の体調は、10人の女性がいれば10通りあります。この時期の不調を総称して“月経随伴症状”といいます。まずは自分にどんな不調が出るのかを把握した上で、少しでも快適に過ごせるよう対策したほうが、よほど充実した日々を送れます。そもそも生理前、生理中につら過ぎて何もできないのが「普通」だと思っているのなら、その認識は改めたほうがいいでしょう。

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PMDD(月経前不快気分障害)とはどのような症状?

最近ではPMSより精神面での不調が強く出る「PMDD(PreMenstrual Dysphoric Disorder、月経前不快気分障害)」も知られるようになってきました。

著しい抑うつ気分、絶望感、強い不安感やイライラ、極度の緊張……こうした心の状態をコントロールできず、自分でもまるで別人になってしまったように感じる人もいます。他人に当たり散らすなど攻撃的になるケースでは、自己嫌悪も重なって精神的な苦痛がさらに増すばかり。しかし、生理が始まるとその数日間がウソだったかのように落ち着くのです。

事情を知らない人から「ただのワガママ」「極度の気分屋」「面倒くさい人」と思われることもあり、家族や友人、恋人、職場の人たちなど人間関係に支障をきたすこともあります。PMDDもPMSと同様に社会に広く認知してもらい、それによって誤解を解いていくことが求められています。

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