
皮付きのまま電子レンジで加熱
実はゆでるよりもおいしいという意見もある電子レンジの調理方法。レンジは水を使わない分、おいしさや風味が水に溶け出さないメリットがあるのだとか。コツは買ってきたままの状態で、皮もヒゲも取らずにレンジに入れること。5分くらい加熱したら、付け根の方から2cmくらい輪切りにして、ヒゲを持って振ると中身だけするっと取れます。
2〜3枚の皮を残してゆでる
ゆでる時も皮は2〜3枚残した状態でゆでるのがポイント。塩は水の2〜2.5%になるように入れ、落し蓋をするか途中鍋の中で回転させて全体に火が通るようにしましょう。
ゆで方で3通りの風味が味わえるのもポイントで、お湯からゆでるとシャキッとした感じに、水からゆでて沸騰させるとふっくらした感じになり、水からゆでて沸騰させないで取り出すと甘みたっぷりの仕上がりになるんだそうです。
皮のままフライパンで蒸し焼きに
フライパンだけで済ませる方法もあります。皮のままフライパンで焦げるまで焼き、その後水を加えて蓋をして蒸し焼きにするのがおすすめです。
屋台を再現するにはじっくり焦げ目を
屋台の焼きとうもろこしを家で再現したいなら、ゆでたとうもろこしを弱火のフライパンで、転がさずじっくり1面ずつ焼き目をつけていきます。全体に焼き目がついたら、しょう油とみりんを1対1で混ぜたタレを入れ、焦げ付かないようにコロコロ転がし、水気がなくなってきたら完成です。
今まで適当にゆでたり、レンジでチンしていたとうもろこしも、ポイントをしっかりおさえれば、風味や甘さがこれまでよりも段違いになること間違いなし。この夏はひと味違ったとうもろこしを出して、家族をびっくりさせましょう!
(文・姉崎マリオ)
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