寒い季節に恋しくなる煮物は、ほっこりとして体も心も温まりますよね。でも、煮物作りは意外と難しく、煮崩れしたり、味しみが悪かったりと悩むことも。今回は、煮崩れしやすい二大食材である「じゃがいも」と「かぼちゃ」にフォーカスをあて、おいしく煮るコツをご紹介します!味付けをアレンジしたレシピもピックアップしましたよ♪
■煮物を作るときの上手な切り方は?
ピーラーでもOK♪「面取り」で煮崩れ防止
乱切りや角切りにした野菜をそのまま煮ると、角から崩れることってありますよね。そんなときは「面取り」がおすすめ。野菜の角を包丁で薄く切り取るか、角をピーラーでそぎましょう。
かぼちゃやじゃがいもをはじめ、大根やにんじんなど煮崩れしやすい野菜を長く煮る際に効果的です。
「隠し包丁」で味しみよく♪
火の通りをよくし、味をしみこみやすくするなら「隠し包丁」がおすすめです。片側に包丁で十文字の切り目を入れます。
身に染みる劇的な旨さ!我が家の関西風おでんの作り方
by KOICHIさん
30分~1時間
人数:3人
大根によく使われますが、なすなどの野菜やいも類、こんにゃくにも使えるチョイ技です。
ちなみに、かぼちゃなど皮付きの野菜は、ところどころ皮をむいておくと味しみがよくなりますよ。
■落とし蓋はどうして必要なの?
鍋より一回り小さな蓋を材料に直接のせる「落とし蓋」。レシピにある通りになんとなく使っている方も多いのではないでしょうか。
落とし蓋を使うと、煮汁が蓋にあたって落ちるので、少ない煮汁でも全体に味がまわり材料にムラなくしみこむんです。また、材料が煮汁から浮いたり踊ったりしないように押さえるため、煮崩れも防げますよ。
木製や耐熱ガラス製、ステンレス製など、適したサイズの蓋がない場合は、穴を開けたアルミホイルやクッキングペーパーでも代用できます。
配信: レシピブログ