大葉・ミョウガ・ネギetc…使い切れない薬味の保存方法

第2338回 今日のこれ注目!ママテナピックアップ
そうめんやざるそばなど、夏になると食べたくなる冷たい麺類に欠かせないのが薬味。とはいえ、スーパーで薬味用に大葉などをかっても、1回の薬味として使うには量が多いものです。そこで、使い切れなかった薬味を長期保存するための方法について調べました。

冷蔵保存はキッチンペーパーやタッパーを有効活用!

薬味の保存なら、冷蔵と冷凍がありますが、冷蔵保存ならキッチンペーパーとタッパーを利用した方法が簡単で便利! 例えば刻んだ長ネギや万能ネギなら、タッパーにキッチンペーパーを敷き、その上にネギを入れておけば長持ちします。

また、大葉やニラなどの葉物は、水につけて保存するのが長持ちの秘訣。大葉なら葉が折れない大きさの瓶やタッパーに水を張り、大葉を入れて蓋をして冷蔵庫へ。ニラは容器の大きさに合わせてカットし、あとは大葉と同様入れ物に水を張って冷蔵庫に入れればOK! ショウガも水につけて保存したほうが長持ちするそうです。

冷蔵庫の中で芽が出てしまいやすいにんにくの場合、ちょっと手間ですが皮を剥き、一片ずつ新聞紙に包むと数カ月経っても芽が出ないので、高級な国産にんにくなどを買った時などにオススメです。

大葉・ミョウガ・ネギetc…使い切れない薬味の保存方法

冷凍は1回で使い切る量で分けるのがオススメ

冷凍庫に薬味を入れるとくっついてしまうことが多いため、基本的には1回で使い切れる量に小分けして冷凍するのがいいでしょう。でも万能ネギの場合は、タッパーに入れたあとに冷凍庫に入れ1時間経過後、タッパーをよく振る作業を2回繰り返すと、ばらけた状態で綺麗に保存できるそうです。

にんにくは1片ずつにして、皮がついたまま冷凍。使う時には根元をちょっとだけ切り落とし、水に1分程度つけましょう。水から取り出し、先端のほうに力を入れてつまむと、中身がつるっと出てくるので、面倒な皮剥きも済んで一石二鳥です!

大根おろしも冷凍保存が便利! おろした大根にほんの少し酢を垂らして、1回で使い切れる量に小分けして冷凍保存しましょう。

そのまま冷蔵庫に入れると意外と長持ちしない薬味の野菜も、ちょっとしたコツで数週間から冷凍なら1カ月以上も保存することができるといわれています。これまで薬味を無駄にするのがもったいと思っていた人も、これならたくさんの薬味を揃えて麺類を楽しむことができますね!
(文・姉崎マリオ)

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