食べなかったあとの食事はどうしたらいいの?
離乳食を食べなかったときは、母乳やミルクを与えてください。母乳を与えたら落ち着いて、そのあとに食べ始めることもあります。離乳食後に授乳するのが理想ですが、ときには順序が逆になっても大丈夫です。
また、1歳を過ぎている赤ちゃんは、食事と食事の間に、おにぎりやおいもなど、ごはんの代わりになるものを与えるのもいいですね。このときの注意点は、次のごはんに影響しない時間と量を考えて与えることです。
食べムラがあるときにママができることって?
楽しい食事の雰囲気づくりを演出
食事をするときの雰囲気はとっても大切です。ママが笑顔だと、赤ちゃんは楽しく食事ができます。ママがイライラすると赤ちゃんにすぐに伝わってしまいます。食べてくれなくて心配なときに、ママが笑顔になるのはとても難しいことを私もよく知っています。イライラしそうになったら、深呼吸してみましょうね。
食事までにおなかをすかせるよう活動する
食べるのは、おなかをすかせることが必要です。おなかがすくためには活動することも大切です。公園に行くなどして、いっぱい遊んでくださいね。
しっかり睡眠をとる
大人もそうかもしれませんが、寝不足だと食べたくなくなることもあります。夜の睡眠も昼の睡眠もリズムよくとってあげるといいですね。
離乳食期の食べムラは、よくあることです。離乳食は食べることの練習期間。楽しい食事の雰囲気のなか、気長に進めていけるといいですね。
著者:離乳食インストラクター協会代表理事 中田馨
保育士で家庭的保育所経営。一般社団法人 離乳食インストラクター協会代表。関東と関西中心に、離乳食インストラクター養成講座やママ向けに離乳食講義・料理教室を開催中。「かおりの“和の離乳食レシピ”blog」では1500以上の離乳食レシピを掲載中。
配信: ベビーカレンダー(レシピ)
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