私の生理の量は多い?少ない?経血量について解説します

私の生理の量は多い?少ない?経血量について解説します

「生理は痛くてつらいもの」と思い込んでいると、その裏に潜む病気を見落とすことがあります。正常な生理とはどんなものでしょうか。今回は生理時の出血量(経血量)についてお話しします。 正常な経血量はどれくらい? 日本の生理用ナ […]

「生理は痛くてつらいもの」と思い込んでいると、その裏に潜む病気を見落とすことがあります。正常な生理とはどんなものでしょうか。今回は生理時の出血量(経血量)についてお話しします。

正常な経血量はどれくらい?

日本の生理用ナプキンは大変性能がよく、海外からも高く評価されています。薄くてかさばらず、なのに経血をしっかり吸収して後戻りはなく、表面をさらさらに保つ……市販のナプキンで困ることがなければ「私の生理は正常」と思うのも自然なことです。

ですが、夜用ナプキンには長さが40センチ以上に及ぶ物もありますし、それでも間に合わない人のためにショーツタイプのナプキンも販売されています。ナプキンの選択肢が多く状況に応じて使い分けられるのは結構なことですが、「これでないと対応できない」レベルの人は、自身の経血量について一度深く考えたほうがいいでしょう。

正常な生理では「1周期の経血量=20mlから140ml」といわれています……が、この数値はあまりピンときませんよね。そこで、以下の項目を見てください。

経血量のチェックポイント

日中、市販のナプキンで1時間もたない
日中でも夜用ナプキンを使用する日が月に3日以上ある
レバーのような経血の塊が出る

ここに当てはまるものがあれば、それは“過多月経”です。血液を多く排出しているので貧血や立ちくらみ、めまいも心配されますが、これは、ある病気からくる症状かもしれません。

経血量が多いと病気の可能性も

過多月経で疑われる代表的な病気……それは「子宮筋腫」です。日本では成人女性の4、5人に1人がかかるともいわれる、非常にポピュラーな病気です。

子宮筋腫は、子宮に“コブ=良性の腫瘍”ができる病気です。それ自体は特に命をおびやかすものではありません。検診で「筋腫がありますね」といわれながらも、「しばらく様子を見ましょう」といわれたことがある人も少なくないのではないでしょうか。
しかし、その大きさ、そしてできる位置によっては深刻な状況となります。経血量が多くなるだけでなく不正出血に悩まされたり、不妊の原因となったりします。コブで子宮の内側がデコボコしているため、受精卵が着床しにくい、または一度着床してもすぐ流れてしまうのです。

他の可能性としては、子宮腺筋症も挙げられます。いずれにしても、ホルモン剤治療や手術など、治療の選択肢は用意されているため、早めの受診が肝要です。

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