産後の体も回復していない状態での家事・育児、でも夫の仕事は激務で手伝ってもらえない……。そんな状況のご家庭はきっとたくさんあると思います。夫の理解と支援があってのことですが、帰省をさせてもらい、産後の私が救われた体験談をご紹介します。
仕事が激務の夫、ひとり育児でくじけそう
里帰り出産をして2カ月後、自宅に戻ってきた私はすぐに行き詰まりを感じました。産後、体力もまだ回復しておらず、細切れの睡眠に家事・育児の負担で体も心もボロボロ……。
ところが当時、夫の仕事は月の半分が出張、半分が深夜帰宅の激務で、家事や育児の協力は望むべくもありません。休日も疲れを取るので精一杯で、とても赤ちゃんの相手を頼める状態ではありませんでした。そこで2人で相談して、両親の協力を得て2カ月に一度里帰りをすることにしました。
頻繁に帰省できたのは夫のおかげ
実家は新幹線で4時間の場所にあり、正直、時間も費用もかなりかかります。しかし、夫は残業や休日出勤を増やし、黙ってすべての費用を用意してくれました。
最初に駅で私を見送ってくれたとき、「家事も育児も手伝えなくてすまない、実家で十分に休んでほしい」「迷惑をかけているのは自分だからとご両親に伝えてほしい」と言われました。この言葉を聞いて、帰省は夫なりのエールなのだなと思いました。
配信: ベビーカレンダー(パパママ)