悪いと思っていない夫も多い!しっかり伝えることから
働く業界によっては「毎日のように飲み会があるのは当たり前」ということもあり、取引先に出かけてそのまま酒の席に、となれば合間で連絡することも気まずいこともあります。
とはいえこれが当たり前と考え、急な飲み会の連絡をしないことを悪いとも思わない人もいるので、料理の手間暇や食材が無駄になったりしてつらいことをしっかり伝えましょう。伝えるタイミングは、飲み会から帰宅した日の翌日がベスト。飲み会当日に伝えてしまうと、酔っていて覚えてくれていないこともあるのだとか。
また、伝えても効果がまったくなければ、「料理を作ってあげない」や「遅く帰ってきてもいつも通りの笑顔で迎えてあげること」でプレッシャーを与えるママも見受けられました。なかには、夫が飲み会の日は、自分(ママ)だけちょっと高級なワインを飲んで、夫に自慢して早く帰りたくさせているなんて人もいるようです。
料理は無駄にせず、手抜きの口実に
料理が無駄になることはストレスの原因となるだけでなく、頻度によっては結構な量の食材が無駄になることになります。この状況を防ぐためには、夫に協力してもらい、必ず夕飯が必要か連絡をしてもらうようにしましょう。
連絡がくるまでは、下ごしらえなど途中でやめられる範囲にしておくか、夫抜きの分量の料理を作っておくようにし、夫から「自宅で食べる」と連絡があったら続きを作るか、レンジでチンするだけの一皿を追加して間に合わせるといった工夫をしている人もいるようです。
あるいはしっかり夕飯を夫の分も作っておき、飲み会で帰ってこなかったらそのまま次の日に食べてしまうという方法も。この場合、翌日に食べるときに「残り物を食べる」と考えるのではなく、「次の日の料理が一食献立を考えずに済んでラッキー!」とポジティブに考えると、ストレスにもならなくてオススメなんだとか。
夫の急な飲み会は、しっかり料理を作って待っていると、やっぱりストレスになりがち。まずは自分がつらい思いをしていることをしっかり伝えた上で、料理が無駄にならない工夫をし、飲み会の間は自分の時間として有効活用しちゃいましょう。
(文・姉崎マリオ)