孫フィーバーの兆候は出産前から!
両親や義両親が孫に対して必要以上にはしゃいでしまうことはよくあることですが、それが度を超えすぎてしまい、もはや迷惑行為ともなってしまうのが孫フィーバー。孫フィーバーが原因で、実家や義実家と険悪になってしまうということもしばしば起きているようです。
孫フィーバーは初孫で過熱することが多いため、自分の両親、義両親が孫フィーバーになるかどうかはハッキリとわからないことも多いですが、出産に立ち会おうとしてきたり、名前を決めるのに積極的に関わろうとしてくる場合には、そこから孫フィーバーに発展するケースも多いようです。
もしやと思ったら、出産前にしっかり自分の育児方針や決めごとをしておくことが孫フィーバーの対策になるようといわれています。子どもが生まれてからの来訪のルール、実家へ訪問する間隔、子どもへのプレゼントはどのような物はうれしくて、どのような物は困るかなどを事前に決めておくことで、孫フィーバーへの抑止力になるんだとか。

気付いたら孫フィーバー全開!どうしたら?
孫フィーバーになってしまった場合、ほかのママたちはどのように対処しているのでしょうか。やはり避けたいのは、ハッキリ迷惑と言い過ぎて険悪な関係になってしまうこと。そうならないよう両親や義両親の愛情に感謝しつつ、適切な距離感を維持することが重要なようです。
毎日のようにアポ無しで訪問されたり、深夜など時間構わず孫を見に来るなどの場合は、「せっかく来てもらっても、不在だったりしたら申し訳ないから」と事前に連絡が必要であることを認識してもらうことから始めましょう。それでもダメだった場合、実際に来そうな時間帯に外出するようにしたり、居留守を使ったというママもいるようです。
過剰なプレゼント攻撃は、趣味の合わない服だったり、大きなおもちゃで部屋のスペースを占領したりと困りもの。そんなときはママ好みのお店を教えておいたり、NGな物はしっかりと伝えておくのがポイントです。
お菓子を与えすぎたり、間違った育児アドバイスに関しては、「保健師や医者に言われたから」と、時にはウソでもよいので異なる指導を受けていると伝え、説得させるのが効果的なようです。
とはいえお宮参りやお食い初めなど、イベントを仕切ってくれたりすることは孫目線で見れば悪いことではないはず。そういったことには両親や義両親をたててあげることも関係を悪くさせないためには重要です。
最終的にはしっかり話し合い、お互いの妥協点を見つけて、よい距離感で子育てができるようにしていくのがよさそうです。
(文・姉崎マリオ)