腹が立ってしまうけど、気持ちを抑える
自分の子どもや、子どものことで自分自身が注意されると、どうしても腹が立ってしまうという人は多いはず。ましてや自分が配慮をしていたつもりの外出で、注意をされたらなおさら。けれどもそれを態度に出してしまうと、さらなるトラブルや親自身への批判につながることにもなります。
叱る基準は人それぞれですが、注意をしたり叱る行為はすごくエネルギーが必要なこと。わざわざ自分の子のために、そんなエネルギーを使ってくれたのだから、まずは「すみません、ご注意ありがとうございます」とお礼を返しておくと、自分も冷静になれ、相手もイヤな気分にさせずに済むことが多いようです。

なぜ注意されたのかをそのままにしない
親といえど、自分の子どもが何をしているのかを100%把握するなんてことは不可能。なので、自分が把握していない子どものことで注意をされた場合は、子どもとしっかり話し合ってみるのが良さそうです。
子どもに「どうして注意されたのかわかる?」と、問いかけましょう。もしも、注意された理由が子どもや周囲に危険を及ぼすような可能性があったのなら、しっかり話し合いをして、今後の行動につなげる必要があります。危険行為でなくても、周囲に迷惑をかけることや一般的なマナー違反になるような行動も同様に、子どもと話し合い、“なぜしてはいけないのか?”を一緒に考えて、成長に導いてあげるママが多いようです。
とはいえ注意してくる人のなかには、単純に子ども嫌いで、子どもが少しでも音を立てたり大きめの声を出しただけで怒ってくる人もいるのだとか。そういった人からの注意に対しては、ある程度スルーをするつもりでいる方がストレスなく外出できるかもしれません。
子どもと外出することは、子ども自身が危険な目に合わないか気を配り、さらに周囲に迷惑をかけないかと気を配りと非常に疲れるもの。自分が頑張っているところで他人から注意をされることはショックが大きかったり不愉快に感じるものですが、注意の内容を冷静に受け止め、今後の子育ての糧になると、ポジティブに受け止められるようにしていきましょう。
(文・姉崎マリオ)