ちょいテクで改善できる!?熱帯夜で快眠するのための4つのコツ

第2527回 今日のこれ注目!ママテナピックアップ
熱帯夜で寝苦しい夜が続くと、寝不足になるし、そのまま体調を崩して夏バテの原因となることも。かといって冷房を一晩中つけるのは体質的につらくて結局体調を崩したり、眠れない人も少なくないはず。そこで、熱帯夜で快眠するためのコツを4つ紹介します。

熱いシャワーはNG!

よく眠れないからといって、寝具や快眠グッズに頼る前に、まずは寝る前に快眠の準備がしっかりできているかを確認しましょう。いくら寝室を整えても、寝る前に快眠を妨げることをたくさんしていたら台無しです。

真夏日で汗だくになった日は、帰ってから熱いお風呂に入るのもイヤな気分になりがち。かといって熱いシャワーを浴びただけで終わりにしてしまうのは絶対NG。熱いシャワーで体の表面だけ暑さを感じると、かえって目が覚めてしまうこともあるのだとか。最適な入浴は就寝の2~3時間前に、ぬるめのお風呂にじっくり入ること。そうするとお風呂から出た後に、自然に眠気がやってきやすいそうです。

ちょいテクで改善できる!?熱帯夜で快眠するのための4つのコツ

照明やブルーライトは1時間前にカット!

ほかにも寝る前にできる対策として、お風呂上がりの照明があります。人間は昼に活動するように体ができているため、明るすぎる照明はどうしても体を覚醒させてしまう効果があります。

お風呂上がりは間接照明などのダウンライトにし、さらに睡眠を妨げるブルーライトを避けるようにしましょう。具体的には寝る1時間前にはテレビやパソコンを消し、スマホも思い切って電源をオフにしたり、手の届かない場所で充電するなどすると効果的といわれています。

寝具は通気性と吸湿性を重視

寝苦しいのは寝ているときに不快であることが最大の原因。そのため、寝具選びは吸湿性を重視すると快眠に効果が高いそうです。綿や麻など、吸湿性と通気性の高い寝具は寝ているときに出た汗を吸収し、気化させるときに温度を奪ってくれるので、体は低湿度で快適な温度に維持されやすくなり、快適な睡眠環境を維持してくれます。

冷房は3時間、扇風機を併用で

また、冷房も26~28度の日中の快適な温度よりちょっと高めの設定にし、同時に扇風機やサーキュレーターを回して空気を循環させるようにしましょう。この際、体が冷えすぎないように冷房は3時間で切れる設定にしておくのがオススメ。扇風機は一晩中回していてもOKですが、体に風を直接当てないようにするのが重要。置き場所はエアコンの風の先において、部屋全体に空気が回るような向きに風向をセットして動かすのがポイントです。とはいえ、就寝時に熱中症になるケースもあるので、エアコンの設定温度や使用時間は、自分のカラダにあうようにしてください。

寝苦しい夜は、ついエアコンをつけて寒いのを我慢するか、動かさずに暑いのを我慢するかの両極端の選択肢が浮かんでしまいがちですが、寝る前の準備やエアコンの使い方など、じつはいろいろな快眠のための方法があるようです。体調を崩す前に、しっかり快眠対策をしておいて、夏バテとは無縁の夏を過ごしましょう!
(文・姉崎マリオ)

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