妊活中の食事、睡眠、冷え…なにが本当?妊活の正しい知識を身につけよう

妊活中の食事、睡眠、冷え…なにが本当?妊活の正しい知識を身につけよう

妊活は、排卵日だけにセックスをするものではありません。排卵日に限らず夫婦生活を楽しむことや、健やかな身体と心に整える、という意味では生活そのものが妊活になるといえます。 なかなか結果が出ないと「アレがだめだったんだ!」「 […]

冷えは大敵!夏でも冷えを予防すべき?

答えは「NO」です

いつの頃からか、身体の不調をすべて「冷え」と結びつける言説が、出回るようになりました。確かに手脚などの末端が冷えるのは、快適な状態ではありませんし、なんとなく体調も悪くなります。寒い時期には、寝つけなくて悩んでいる人もいるでしょう。
男性よりも筋肉量の少ない女性が、冷えを感じやすいのは、事実です。しかし、それで「子宮が冷える」「だから妊娠しにくくなる」ということはありません。
子宮は身体の中心部にあり、周囲を大きな血管が何本も通っています。つまり、最も冷えにくい場所なのです。子宮に限らず、臓器はそう簡単には冷えません。冷えるとしたら重大な病気によるもので、「妊娠しにくい」どころの話ではないのです。
末端の冷えを解消するためには、シャワーで済まさず入浴をしたり、かわいい腹巻きを身につけたりするのは、全く構いませんが、冷え対策と妊娠を過剰に結びつけるのは、ナンセンスです。

赤ちゃんを希望の性別に産み分けられる?

答えは「NO」です

産み分けについては、古くから様々な都市伝説があります。「排卵日の2日前に性交渉をすると女の子で、当日であれば男の子」「女性がオーガズムに達すると、男の子ができる」……などなど。
すべて何の根拠もありません。赤ちゃんの性別は、受精した瞬間に決まります。卵子と精子、それぞれの染色体によるもので、それは、いつ性交渉をするか、どんな性交渉をするかによって、左右されるものではありません。

また、近年は産み分けを目的とした、潤滑ゼリーを見かけることもあります。これによって、女性の膣内を酸性にすれば男の子、アルカリ性にすれば女の子……と、まことしやかにいわれていますが、これも信じるに足る根拠がありません。
産み分けを希望している方なら、精液を採取して遠心分離器にかけることで、男の子になる精子、女の子になる精液を選びとるという“パーコール法”を耳にしたことがあるかもしれません。しかし、これまたその効果が実証されているものではありません。
厳密にいうと、男女を産み分けする方法は存在します。それは、体外受精をして受精卵の染色体を調べ、希望する性別の染色体をもった受精卵を、女性の胎内に入れて妊娠する、というものです。しかし、これは日本では認められていない方法です。倫理的な側面からも考えられなければいけないので、当面は国内での実現も見込めません。

妊活には“近道”も“魔法のメソッド”もないのです。手っ取り早く見える方法ほど注意が必要です。健康的な生活をしっかり着実に営んでいきましょう。

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カラダのキモチ
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ドコモ・ヘルスケアがお送りするカラダのキモチコラム。女性のライフステージに合わせて、女性ホルモン、基礎体温、妊活などの情報や、ダイエットや冷え対策など日常生活で役立つ情報をお届けしています。
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