【無印良品】炒めご飯の素4種を比較!おすすめは…

第38回 日常消費財の徹底比較 いいモノ買い隊
家具や寝具、日用品、食品にいたるまで、幅広く取りそろえる無印良品(以下、無印)は、シンプルでおしゃれなアイテムが多い人気ショップです。そんな無印では、パスタやカレーなどのレトルト食品も人気が高い商品のひとつですが、今回はフライパンで手軽に海外風のごはんを楽しめる「炒めごはんの素」シリーズを比較します!

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現在、「炒めごはんの素」シリーズは、全部で4種類を販売中。それぞれの詳細は、以下の通りです。

(1)炒めごはんの素 タコライス80g/税込250円

沖縄名物のタコライスをアレンジしたもので、牛肉た野菜を具材に、トマトと香辛料でバランスよく仕上げた一品。

(2)炒めごはんの素 ナシゴレン80g/税込250円

鶏肉、玉ねぎ、ピーマンなどの具材に、カピ(タイのシュリンプペースト)やナンプラーで仕上げた、インドネシアのごはん。

(3)炒めごはんの素 ガパオライス80g/税込250円

鶏肉をバジルで炒めたタイの人気料理「ガパオ」をアレンジ。鶏ひき肉や赤ピーマン、玉ねぎなどの野菜が入っていて、ナンプラーで仕上げた本格派。

(4)炒めごはんの素 ジャンバラヤ80g/税込250円

具材には牛肉やマッシュルーム、赤ピーマン、玉ねぎなどを使用。チリペッパーで仕上げたアメリカ南部の料理。

“大人の味”すぎて子どもには不向き…?

上記4つはどれも作り方が同じで、熱したフライパンにサラダ油を少量ひき、炊いたごはん約3杯分を入れて軽く炒め、「炒めごはんの素」を加えてさらに炒めるだけ。そのため、普段あまり自炊をしない筆者でもひとつ5分程度で作ることができました。そして、ママテナ編集部で実食してみた感想は、以下の通りです。

(1)炒めごはんの素 タコライス80g

ハラペーニョが効いていてかなりスパイシー&濃いめの味付け。沖縄のタコライスは、白いごはんにチリ風味のひき肉が乗っているものがほとんどなので、ごはんの甘みでバランスを取ることができますが、同商品はごはん自体に味が付いていて余計に味の濃さが際立っている印象です。チーズをかけてまろやかさをプラスすれば、ちょうどよくなるかも?

(2)炒めごはんの素 ナシゴレン80g

今回はスパイシーなものが多かったのですが、ナシゴレンは唯一スパイシーすぎなかった一品。カピのおかげか魚介の香りや旨みを感じられ、しょっぱいけど甘さもきちんとあって、子どもが食べるなら4種類の中でもっとも食べやすいのではないでしょうか。

(3)炒めごはんの素 ガパオライス80g

表示を見るとにんにくペーストやしょうがペーストが入っているようなのですが、実際に食べてみるとバジルの香りが強すぎるのか、あまり目立たず…。「味にパンチがない」というのがホンネです。また、全体的に色が薄く、パッと見ただけだと味も薄そうにも思えますが意外とそうではなく、むしろ“後に残る辛さ”は一番でした。目玉焼きを添えて食べると、ちょうどよさそう!

(4)炒めごはんの素 ジャンバラヤ80g

食べた瞬間からスパイシーで、どことなく「タコライス」と味が似ている印象もありますが、より旨みやコクが感じられたのがこのジャンバラヤでした。無印良品ネットストアのレビューでは最高の星5つを獲得しており、またママテナ編集でも「本格的!」というメンバーがいたので、それはつまり、食べ慣れている人たちからも認められる完成度ということなのでしょう。

4種類すべてを食べてみて、一番のおすすめは「ジャンバラヤ」。スパイシーさと旨みが共存していて、レビュー評価などの高さもその理由のひとつです。前述のように子どもと一緒に食べるなら、「ナシゴレン」が食べやすいと思いますよ。

今回はあえて「おすすめ」を選びましたが、全体的にレベルが高くどれもおいしい! しかも、フライパンひとつですぐに作ることができるというのもうれしいポイントです。メニューのマンネリを打開したい方やエスニック好きな方など、ぜひ一度味わってみてください。
(文・明日陽樹/考務店)

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