【無印】「素材を生かした」シリーズの新作総菜4種を実食レポート!

第40回 日常消費財の徹底比較 いいモノ買い隊
衣類や日用品、家具など様々な商品を取り扱う「無印良品」。食品もまた人気ジャンルのひとつですが、なかでも「素材を生かした」シリーズは、ファンが多いですよね。そんな「素材を生かした」シリーズから、新たな商品が4つ登場。ママテナ編集部で、実際に食べてみました!

ラインナップはこちら!

今回、ママテナ編集部で実食したのは、以下の4商品です。

(1)「素材を生かした 牛肉の赤ワイン煮」(税込390円)

…ごろっとした牛肉を、赤ワインのきいたソースで煮込んだ料理。フランスの郷土料理がお手本とのこと。

(2)「素材を生かした 煮込みハンバーグ」(税込390円)

…数種類のきのこが入った濃厚ホワイトソースで煮込んだ、ふっくら仕立てのハンバーグ。

(3)「素材を生かした ミートボールのクリーム煮」(税込390円)

…白ワインの風味を生かしたホワイトソースで煮込んだミートボール。北欧の家庭料理をイメージしたそう。

(4)「素材を生かした チキンのトマト煮」(税込390円)

…鶏もも肉をトマトソースで煮込み、ハーブと白ワインで風味付けした料理で、イタリアの家庭料理をお手本にしているのだとか。

ハイレベルな戦いに!

無印の「素材を生かした」シリーズといえば、カレーやパスタソースが有名ですが、新商品は、外国の家庭料理をイメージした洋風のおかず。今回は、ママテナ編集部で実際に食べ、ランキング化しました。はたして、結果は…?

4位:「素材を生かした 煮込みハンバーグ」

…“煮込み”ハンバーグというだけあってもしかしたら長時間煮込んだ影響なのかもしれませんが、ハンバーグ自体がとてもやわらかく、ポロポロと崩れてしまうのがマイナスポイント。クリームソースはとても濃厚でコクもあり、ポルチーニパウダーをはじめ、色んなきのこの力もあって香りが豊なだけに、そこがちょっと残念でした。

3位:「素材を生かした 牛肉の赤ワイン煮」

…よく煮込んであるのか、牛肉がとてもやわらかく、口に入れた瞬間にホロホロとほどけていきます。赤ワインソースもコクと深みがあって◎。一見、大人向けの料理にも見えますが、ハヤシライスに近い印象で、子どもでも食べやすそう!

自分で作るとなると時間がかかるだろうし、味も評価は高いのですが、普段の食卓に並ぶことを考えると、ボリュームがもう少し欲しいところ。そのため、3位という結果になりました。

2位:「素材を生かした ミートボールのクリーム煮」

…煮込みハンバーグと同じく、こちらもクリームソースなのですが、食べた印象としてはまったくの別物。濃厚でトロトロしている煮込みハンバーグに比べ、サラサラしていて、塩気が強くどちらかというとあっさり系です。ミートボールもちょうどいいかたさで、お弁当に入れても型崩れせずに食べてもらえそう。

ただ、サラサラのクリームソースは、「ミートボールとの絡み」という点では物足りなさも…。

1位:「素材を生かした チキンのトマト煮」

…見事1位に輝いたのは、「チキンのトマト煮」。鶏肉はもも肉を使っているはずなのにパサパサ感が目立ちましたが、それ以上にトマトソースが絶品! トマトの香りや味もしっかり感じるのですが、ハーブやガーリックとのバランスがよく、トマト嫌いの編集部員でも食べられたほど。

また、タマネギやニンジン、ズッキーニ、揚げナス、ひよこ豆、オリーブなど具材も豊富で、少し味が濃いめのラタトゥイユといった印象です。少し水(お湯)を足し、塩コショウで味を調整して、スープ風にアレンジしてもよさそうです!

じつは今回、どれも完成度は高く、ランキングにするのに手こずりました。いずれも1人前で390円と決して安くはありませんが、一度は試してみる価値あり。みなさんもぜひ食べ比べてみてください。
(文・明日陽樹/考務店)

※本記事の情報は執筆時または公開時のものであり、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご注意ください。