【老後不安をいますぐ解消】年金、実際いくらもらえる? "なるはやで対応すべき"上乗せ法もFPが解説

【老後不安をいますぐ解消】年金、実際いくらもらえる? "なるはやで対応すべき"上乗せ法もFPが解説

上乗せされる年金 厚生年金の場合

長期加入でもらえる「44年特例」がスゴイ!

厚生年金は、公務員や会社員が国民年金の上乗せとして加入しているものです。その時の収入に応じた厚生年金保険料を納め、将来受け取る年金額に反映されます。一般的には20歳から60歳の40年間(480カ月))の加入状況で決まりますが、実は長期加入者の「44年特例」というものがあることをご存知でしょうか。

「44年特例」は、対象になれば年間で78~117万円ほど年金が増えます。対象になるための条件は3つあります。

1. 厚生年金の加入期間が44年以上(528カ月以上)

※同一種類の年金保険であることが条件(転職などで厚生年金と共済組合の合算が44年ではNG)

2. 男性は昭和16年4月2日、女性は昭和21年4月2日以降生まれであること

3. 被保険者資格を喪失(退職)していること

3に関しては、定年後に仕事を続けていたとしても、厚生年金の対象にならない程度の収入(月8万8,000円程度)に抑えていれば対象になることになります。

「加給年金」もある

さらに、65歳未満の配偶者や18歳未満の子どもがいれば、「加給年金」もプラスされます。こちらは厚生年金に20年以上加入していた場合に該当します。

国民年金の加算も可能

「国民年金基金」で上乗せする方法

年金は、どのような職業かで第1号(自営業とその家族・学生など)、第2号(会社員・公務員)、第3号(厚生年金の夫の扶養に入っている主婦)の被保険者に分けられます。44年特例は厚生年金のことなので第2号被保険者が対象です。国民年金に加入する第1号被保険者が年金を上乗せするには、「国民年金基金」を活用することになります(国民年金を免除されている場合は国民年金基金には加入できません)。

国民年金基金は、国民年金だけを受け取る第1号被保険者と、厚生年金も受け取ることができる第2号被保険者の年金額の差を解消するためにできた制度。第1号被保険者が将来受け取る年金を増やすために、「上乗せオプション」として加入できます。

上乗せしたい年金額と加入時年齢で、毎月の掛金月額が決まります。例えば35歳0カ月の女性が終身年金の月額2万円なら、毎月の掛金額は1万4,850円です。60歳までの支払総額は445万5,000円となり、毎月2万円の年金が一生涯もらえます。計算してみると83歳6カ月以降まで長生きすると、払い込んだ掛金額より多くもらえることになります。年金を受け取っている途中で亡くなった場合、死亡年齢や加入状況に応じて遺族一時金が支給されます。 

「付加年金」なら月額400円で上乗せ可能

国民年金基金は少し高いな……という場合は、お住まいの自治体で手続きをして、国民年金と一緒に支払える「付加年金」を始めることをおすすめします。これは、200円×付加年金の納付月数の金額の年金が、65歳から毎年の年金に上乗せしてもらえる制度です。 

例えば、35歳の方が60歳まで付加年金を納めると、400円×12カ月×25年=12万円が掛金総額です。もらえる不加年金は、200円×300カ月(12カ月月×25年)=年額で6万円。この金額が毎年増えるので、わずか2年で掛金のもとがとれる優れものです。

ただし国民年金基金と併用はできません。iDeCo(個人型確定拠出年金)とは併用できるので、まずは付加年金、そして余裕ができたらiDeCoに追加加入という選択がよいでしょう。

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子育てが終わったら、50歳になってから……など、のんびりしていると老後の準備が手遅れになってしまうかもしれません。漠然と老後が不安だと思っている人は、自分の老後にいくらくらい必要か、どのように年金を増やせばよいかがわかれば安心できるものです。まずは、自分は何号被保険者なのか確認して将来もらえそうな年金額を把握し、受け取る年金を増やす準備をしていきましょう。

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