【無印良品】これなら飽きなそう!手づくり鍋の素シリーズがこの冬オススメ

第60回 日常消費財の徹底比較 いいモノ買い隊
比較的調理がカンタンで野菜などもたっぷりと摂れ、体も温まる「鍋」は、今のような寒い時期に重宝しますよね。そんな鍋といえば、もつ鍋やキムチ鍋、寄せ鍋といったように様々な種類がありますが、毎年同じでちょっと飽きていませんか? そんな時は、無印良品の「手づくり鍋の素」シリーズがおすすめです!

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「手づくり鍋の素」シリーズは、前述の通り全4種類。そのラインナップは以下です。

(1)手づくり鍋の素 トムヤムクン鍋 200g(2~3人前)/税込290円

ライム・レモン・唐辛子を使用した酸っぱくて辛いスープを、レモングラスで爽やかに仕上げた一品。

(2)手づくり鍋の素 ビスク鍋 200g(2~3人前)/税込290円

野菜の旨みとアメリケーノソースのコクを生かした鍋の素。

(3)手づくり鍋の素 サムゲタン鍋 200g(2~3人前)/税込290円

チキンの旨みとしょうがの風味が特長のスープ。

(4)手づくり鍋の素 胡麻味噌坦々鍋 200g(2~3人前)/税込290円

胡麻の風味を生かした濃厚で程よい辛味が特長。

胡麻味噌坦々鍋がダントツの人気!

今回は、同シリーズの4種類の鍋をママテナ編集部が実食。それぞれが順位を決め、総合得点の高い順にランキング形式にしてみました。裏面に記載の分量で割り、具材はスーパーで購入可能な鍋セットを使用。鶏肉や豚肉、エビを適宜変えながら作りました。はたして結果は…?

4位:手づくり鍋の素 ビスク鍋

味以前に、調理がほかに比べてややこしいので、最下位に。というのも、同商品は水を使わず牛乳のみで作るのですが、いつもの鍋と同じように煮込んでいたら、途中で吹きこぼれてしまいました。しかも、完成したと思ったら、牛乳が分離してしまい甘酒のような見た目になってしまいました。作り方が悪かったのかと思い調べてみたところ、同じような経験をした人の声が散見されます。味はまろやかで、野菜の旨味もしっかり出ていただけにもったいないですね。

3位:手づくり鍋の素 サムゲタン鍋

味付けがシンプルで、子どもでも大人でも食べやすそうな味わいの「サムゲタン鍋」が3位にランクインしました。おいしいのにどうして3位なのか…? それは、「サムゲタン」感がまったくないから。薬膳らしい具材も風味もなく、味に関しては「塩味の鶏鍋」といったところでしょうか。塩鍋の素ならほかのメーカーのものが安価に手に入るので、「わざわざサムゲタン鍋の素を買ったのに」という気持ちのほうが強かったです。

2位:手づくり鍋の素 トムヤムクン鍋

コクがあり、トムヤムクンの醍醐味ともいえる酸味と辛味もある。そして、タイ料理独特のレモングラスの香りも感じられ、おいしい! のですが、「子どもは食べられないのではないか」との声が相次ぎました。また、水だけでなく牛乳も使用するので、若干ではありますが手間が増えてしまうのもマイナスポイント。とはいえ、本格的な味わいであることはたしかなので、大人だけで食べるならおすすめです!

1位:手づくり鍋の素 胡麻味噌坦々鍋

ダントツの人気を獲得した「胡麻味噌坦々鍋」は、作っている最中からすでにごまの香りが広がっていました。いざ食べてみると、味噌のコクやごまの香ばしさ、豆板醤の辛味など全体のバランスがとてもよく、まるでお店で食べているかのような感覚に! 鍋のスープではなく、担々麺のスープかと思うくらい濃厚で、ひと口食べた時点で「ダントツ」との声が出ていました。

こうして順位を決めましたが、正直なところ4種類ともおいしかったです。ただ、どれも本格的すぎるがゆえに、子どもが食べるとなるとちょっと厳しいかもしれません。290円でこのクオリティなら満足できるし、珍しい味なので鍋のマンネリも回避できそう。ぜひ、お近くの無印良品で探してみてください!
(文・明日陽樹/考務店)

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