
「くるりんカッター」
筆者が発見したのは、「くるりんカッター」(小久保工業所、税込108円)というもの。刺して回すだけで、食材をらせん状にカットすることができるスグレモノなんです。「らせん状にカット」というのがピンと来ない人は、お祭りの屋台などで売っている「トルネードポテト」をイメージしてもらうとわかりやすいと思います。
じゃがいもはもちろん、きゅうりや大根などもらせん状にカットできるとのこと。本当にそんな簡単にできるのか、実際に使って検証してみました。
らせん状にはできたけど…
今回は、きゅうりとじゃがいもで、それぞれ使い心地はどうかを調べてみることに。まずは、きゅうりでやってみました。

きゅうりのヘタを切り落とし、中央に「くるりんカッター」のらせん部分を根元まで差し込む。

そして、ハンドル部分をつかみながら、時計まわりにゆっくりと回していく。裏面に記載されている手順通りにやってみると、きちんとらせん状に切れている!

しかし、3分の1くらいまで進んだところで、下記の写真のように裂けてしまい、失敗…。

はじめにらせん部分を差し込む際、自分ではまっすぐにしているつもりでも、曲がってしまっていたようです。そのため、きゅうりのような細長い食材は、あらかじめ3分の1くらいに切ってからやると上手くいきやすいかもしれません。
続いて、じゃがいもで検証。きゅうりと同じく、中央にらせん部分を入れ、時計まわりに回していくと…?

できてる!
個人的には、きゅうりよりもじゃがいものほうが、断然やりやすかった印象です。ただ、残りが少なくなってくると、支える部分もどんどん小さくなってしまうので、一番下までやり切ることはできませんでした。
実際に使ってみて、多少の不満はあるものの、想像以上にキレイにできていて、あらためて100円アイテムの優秀さを実感。らせん状にカットした野菜たちは、先述のトルネードポテトを作ったり、サラダに入れたりすれば、見た目がいつもより華やかになりますよね。使い方も簡単で、時間もそんなにかからないので、気になる方はぜひお試しあれ。
(文・三軒茶屋すみ子/考務店)