「コッペパンひらいちゃいました チョコ&ホイップ」
「コッペパンひらいちゃいました チョコ&ホイップ」(税込150円)は、読んで字のごとく、コッペパンを開いた菓子パン。商品情報を見ると、
“ココア風味のもちもちとした生地をひらいてホイップクリームを絞り、チョコを全面にたっぷりとトッピングしたコッペパンです。”
と、記載されており、なぜコッペパンを開いたのかなど、理由や目的は不明のまま。
ネーミングの影響か、発売前からネット上で話題になっており、「ネーミングセンスw」「ふざけすぎ!」「(コッペパンを開いたことに対し)余計なことすんな」など、様々なコメントが寄せられています。
そこで、実際に商品を購入して食べてみることにしました!

残念なところが目立つ…?
正直、食べる前は「コッペパンを開いただけだし、そこまで大きな変化もないだろう…」と予想していたのですが、いざ食べてみるとツッコミどころが満載でした。
まず気になったのは、「生地」です。商品情報では、“もちもちとした生地をひらいて”となっていましたが、もちもちというよりはパサパサ。ローソンの“ひらいていない”コッペパンは、生地がふわふわしていておいしいから、なんだか期待外れ…。
また、たっぷりのチョコレートでコーティングされた見た目とは裏腹に甘さはそこまで強くなく、そのギャップが「食べやすい」と感じる人もいるかもしれませんが、筆者的には残念ポイントでした。というのも、生地のせいかコッペパンとしてはイマイチで、見た目ほど甘くないからスイーツとしても中途半端。朝食など食事にもおやつにも向かず、「いつ食べたらいいの?」というのがホンネです。
そして何よりも、食べづらい!
一般的なコッペパンなら片手で食べられますが、これは両手を使わないと厳しいので、「手軽さ」の面でも満足度は低くなってしまいました。ネーミングなど、せっかくユーモアあふれる商品なのだから、クオリティも上げてくれたらよかったのに…。
とはいえ、これはあくまで個人の感想。ネット上には、筆者と同じ意見の人がいれば、「おいしい!」と絶賛する声もあります。ぜひみなさんも、自分の舌で判断してみてください!
(文・奈古善晴/考務店)