カスタードとかぼちゃの2種類
今回、筆者が紹介したい商品は、前述の「窯焼き北海道こくうまプリン」(税込324円)です。「窯焼き北海道こくうまプリン」は、小さい牛乳ビンにビッシリとプリンが入っていて、フレーバーは「カスタード」と「かぼちゃ」の2種類。コンビニスイーツでビン入りのプリンはなかなか出合えないだろうというのと、あまりのかわいさに、値段は少々お高めではあるものの、思わずどちらも購入してしまいました。
今まで見かけたことがなかったため、ローソンの新商品かと思い、新商品情報を調べてみたのですが、掲載されておらず…。どうやら、ローソンの新商品ではない様子。
そこで、今度はGoogleで検索してみたところ、「窯焼き北海道こくうまプリン」についての記事がいくつかあり、昨年は、「カスタード」と「クリームチーズ」が販売されていたようです。
濃厚でおいしいけど…
まずは、定番の「カスタード」から食べてみましたが、甘さよりも卵の風味がとても強く、想像以上に本格的! 食感は、「かため」でも「やわらかめ」でもなく、濃厚プリンによくあるちょっと粒感のある舌ざわりで、コンビニスイーツの中ではレベルが高いように感じました。「かぼちゃ」のほうも、かぼちゃの風味を感じられ、「カスタード」と同様、とても濃厚でおいしいです。
また、パッと見ただけだと牛乳ビンが小さく見えるのですが、いざ食べてみると、意外とボリューム満点で驚きました。
どちらも、大満足のおいしさなのですが、気になった点が2つ…。ひとつ目は「食べづらさ」で、牛乳ビンは見た目にはおしゃれでいいのですが、スプーンが動かしにくく、また、うまく食べないと牛乳ビンにプリンが貼りついて残ってしまい、もったいない!
そして2つ目は、「カラメル」。プリン自体が濃厚なので、ところどころでアクセントがほしいと思いつつ、牛乳ビンが縦長だからなかなかカラメルにたどり着けず…。しかも、そもそもカラメルの量が少ない印象で、なんだか物足りなさもありました。
とはいえ、総体的にはクオリティは高めで、ケーキ屋さんなどで購入できるプリンに近いのではないでしょうか? 値段を考えると、手を出しづらいかもしれませんが、“プチご褒美”にピッタリなので、見かけたらぜひ食べてみて!
(文・奈古善晴/考務店)