朝食のお供からサラダのトッピングまで、あると嬉しいのがカリカリベーコン。でも、フライパンで炒めていると、脂にまみれてギトギトに。洗い物も面倒です。今回紹介するのは、そんなカリカリベーコンが超簡単に作れる時短技。しかもこの技、鶏ささみや豆腐をヘルシースナックに変身させるのにも使えるんです!忙しい朝やちょっとおつまみが欲しい夜に試したくなる、かんたん調理法をご紹介します。
調理時間次第で朝食用からカリカリトッピングまで自由自在
カリカリベーコンを作るときには、レンジで調理するのがオススメです。この時のポイントが、「キッチンペーパーで包んでからレンジに入れる」こと。こうすることで、自分の脂でカリッと揚がりながらも、余計な脂は全部キッチンペーパーが吸ってくれます。
なお、朝食の1品にするなら500Wで2分間調理してください。柔らかい部分も残したうえで、程よいカリカリ仕上げになります。サラダなどのトッピングに使うなら、500Wで4分間調理。下の写真のように全体がパリパリに揚がって、最高にクリスピーな食感になりますよ。
チーズをレンジ調理するとサクサクなビールのお供に!
この“自分の脂で香ばしく焼き上げる”というレンジ調理法は、他にもいろいろな食材に利用できます。その代表的なものがチーズです。
今回はとろけるタイプのスライスチーズを用意しました。これを四つ切にしたらクッキングシートの上に載せて、500Wで2分30秒調理。すぐにチーズが泡立ち始め、最後には表面が香ばしく焼きあがりました。あとはレンジから取り出し、キッチンペーパーに載せて水気や油分を吸わせれば、チーズチップスの完成です。
サクサクに焼きあがったチーズは、かぶりつくと口の中でホロホロと溶けていきます。ミルキーなチーズの旨味がギュッと詰まっていて、ちょっと塩気が強め。これは、茶菓子やビールのお供に最高です。安いチーズが、思わず手が伸びてしまうようなワンランク上のスナックに化けました。少しコショウや柚子胡椒をまぶすと、またスパイシーで美味しいですよ!
この様子ならチーズが入ったいろいろな食材も、レンジで美味しく焼き上げられそうです。そこで用意したのがチーズの入ったかまぼこ、いわゆるチーカマです。これをピーラーで薄くカットしたあと、クッキングシートに並べていきます。チーズの部分が切れやすいですが大丈夫。レンジで調理するときに自然とくっつきます。
今回はあらかじめコショウをまぶしてみました。先ほどと同じように500Wで2分30秒調理したところ、かまぼこ部分がまだ柔かったので、最終的にはトータルで4分調理。レンジから取り出し、キッチンペーパーで拭いて水分を飛ばすと、こちらもサクサクのスナックになりました。特にチーズの周囲はカリカリに揚がっていて、最高にクリスピーです。
味はチータラに似ていますが、魚肉部分が多いので、より軽い食感になりました。これもおつまみに最高で、思わずビールが進んでしまいます。
配信: パパコミ