「赤ちゃんの食器の消毒3ステップ」を離乳食インストラクターが教えます

「赤ちゃんの食器の消毒3ステップ」を離乳食インストラクターが教えます

この記事では、保育士であり、離乳食インストラクターの中田馨さんが、離乳食のときに使用する食器の消毒方法3ステップを解説しています。

こんにちは。離乳食インストラクターの中田馨です。赤ちゃんは大人よりも細菌に弱いので、離乳食に使う食材すべてに火を入れることが基本です。では、その食材を入れる食器を清潔にするには、どうすればいいでしょうか? 今日は、離乳食期の赤ちゃんが使う食器の消毒方法のポイントをアドバイスします。

どんな消毒方法があるの?

「煮沸消毒」は、大きめの鍋にお湯を沸かして食器を入れて、グツグツ煮る方法です。5分を目安に行いましょう。鍋から取り出した食器は、清潔なふきんの上に置いておくと、自然に水気がなくなりますよ。

「熱湯消毒」は、沸騰したお湯に食器を浸すか、食器にまんべんなく回しかける消毒方法です。

「薬品消毒」は、市販の薬品を使って消毒する方法です。赤ちゃん用の薬品を使うといいですね。取り扱い説明を読んで薬品の濃度やつけ置き時間などは適切な使い方をしてくださいね。

いつまで消毒すればいいの?

5~6カ月ごろまでは毎回消毒できるといいですね。成長するごとに赤ちゃんは生活の中でいろいろなもの(おもちゃなど)を口にしています。あまり神経質になりすぎなくても大丈夫です。

ただ、生もの(肉魚)を調理した後のまな板や包丁などの調理器具は、使用後に消毒するほうが安心ですね。

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