異論反論あるけど…子ども用ハーネスはどんな種類がある?

第71回 日常消費財の徹底比較 いいモノ買い隊
生まれたての赤ちゃんならベビーカーや抱っこで移動するし、ある程度大きくなれば交通ルールを理解して自分で行動できるようになりますが、“歩けるけれど、まだ小さい子ども”だと、「何が」「どうして」危ないのかがわからず、まさかの行動をすることがありますよね。そうした行動は事故や迷子の原因にもなり得ますが、防止策のひとつに、子ども用ハーネス(迷子防止紐)があります。そもそも子ども用ハーネスの利用には賛否両論ありますが、いずれにせよ子ども用ハーネスのことをよく知っておくことは大切。そこで今回は、子ども用ハーネスの種類や特徴などをおさらいしましょう。

子ども用ハーネスはおもに2種類

「子ども用ハーネス」=「ペットの犬に取り付けるハーネス」と考える人もいるかもしれませんが、実際はそんなことありません。子ども用ハーネスは大きく分けて以下の2種類あり、見た目もまったく異なるのです。

ハーネスタイプ

オーソドックスな紐を子どもの胴体に取り付けるタイプのものが、シンプルなつくりのハーネスタイプです。紐の細さなどから少し心許ない印象を受けることもありますが、デザイン性よりも迷子紐としての機能性を重視していることが多く、外れにくくなっています。また、使わない時には、コンパクトに折り畳めるのも魅力。最近では、胴体ではなく、子どもと親の腕にバンドを取り付けるタイプもあり、特に小学校低学年くらいの子どもを持つ家庭での利用が増えているとか。

リュックタイプ

ハーネスの機能だけでなく、リュックとしての機能も兼ね備えているのが、リュックタイプ。子ども用ハーネスに抵抗がある人もまだまだ少なくありませんが、パッと見ただけでは子ども用ハーネスとは気づきにくいのがメリットのひとつでもあります。最近では、キャラクターや動物がデザインされたものも増えており、ハーネスを付けられることを嫌がる子どもにも人気のようです。ただ素材によっては、夏場などに汗で蒸れてしまうこともあるようなので、要注意!

「子ども用ハーネス」おすすめ6選!

子ども用ハーネスの種類やそれぞれの特徴がわかったところで、続いては、ママテナ編集部的おすすめ6選を紹介します!

2WAYチェアベルト/リッチェル

出典:Amazon
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…価格は少々お高めではありますが、子ども用ハーネスとしてはもちろん、イスや買い物カートに座らせる際には、チェアベルトとしても活躍するのが同製品。また、「2WAY」と言いながら、裏返して折り畳むことでポーチにもなるんです。その使い勝手のよさから、愛用するママは多いのだとか。

リストバンド セーフティーハーネス/Idealeben

出典:Amazon
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…この製品は、リストバンドタイプの子ども用ハーネス。子ども用ハーネスの多くは、紐をつかんでいないといけない仕様になっていますが、こちらは腕に取り付けるタイプなので、両手が自由に使えるのが魅力です。

迷子紐付き ベビーリュックサック/Hommy

出典:Amazon
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…1000円以下で買えるのに、機能性バツグンといわれているのが、こちらの製品。後ろから見ると、まるで子どもに羽が生えたかのようで、見た目もかわいいですよね。また、ハーネスを外してもバッグとして使えるのが◎。

迷子防止ハーネス付ベビーリュック/Peigee

出典:Amazon
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…ハチ以外に、ゾウや天使の羽などのデザインもあって、どれもかわいい! おむつ数枚が入る程度の容量ですが、軽量だから子どもが長時間背負っても負担になりにくいというメリットもあります。「マグとお菓子を入れてあげると喜んでくれる」との声も。

迷子防止ぬいぐるみ ハーネス/goldbug

出典:Amazon
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…犬やうさぎ、タイガー、キリン、コアラ、モンキーなど、動物のぬいぐるみがとってもキュートなgoldbugのハーネス。なんといってもデザインが人気のようで、動物たちをおんぶしているようにも見えるので、おままごとが大好きな年ごろの子どもなら喜んで背負ってくれるかも!?

わんわんベビー ちょっとまって!/日本パフ

出典:Amazon
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…子どもは気まぐれなので、時には手をつないでくれないこともありますよね。そんな時は、「わんわんベビー」がおすすめ。リュックタイプだけど持ち手も付いているので、手の代わりになりますよ。また、薄くて軽量なので、リュックを背負ったままベビーカーに乗ることも可能です。夏場などは、リュックの中に保冷剤を入れて暑さ対策にもなるとか。

冒頭でも触れたように、子ども用ハーネスに関しては賛否両論あります。だけど、子どもの安全を守るための対策のひとつとして、候補に入れておいてもいいかもしれませんね。子ども用ハーネスを使うか否か、使うならどういったものがいいのか、まずは、考えるきっかけになってくれたらと思います。
(文・明日陽樹/考務店)

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