宮城県、大分県、北海道限定の焼きそば
地域限定のインスタント焼きそばといえば、北海道エリアで販売されている「やきそば弁当」(東洋水産)がメジャーかもしれません。
しかし、探してみるとほかにも存在しているのです。それがエスビー食品の「ホンコンやきそば」(希望小売価格:税別95円)。
「ホンコンやきそば」は、宮城県と大分県の一部、北海道エリアだけで販売されているものです。「中華コック長」がフライパンを振るっているイラストが印象的なレトロな商品パッケージが特長で、麺自体も最近では珍しい味付け油揚麺になっています。
宮城県出身の同僚によると、「宮城では一般的なやきそば」とのことですが、東京都出身の筆者はまったく知りませんでした…。ちょうど同僚の手元に「ホンコンやきそば」があったので、1袋をもらい、実際に食べてみることに。
「ホンコンやきそば」はフライパンで作る
たとえば「ペヤングソースやきそば」の場合は、カップのなかにかやくとお湯を入れて、3分経ったらお湯を捨て、ソースを絡めて完成ですが、「ホンコンやきそば」はフライパンで調理するタイプ。
1)フライパンに水(200ml)を入れ沸騰させる
2)フライパンに麺を入れ、箸で返しながら水気がなくなるまでよくときほぐす
3)別添のふりかけをできあがった「ホンコンやきそば」にふりかけたら完成
ズボラな筆者にとっては、フライパン調理はやや面倒な作業ですが、商品パッケージに記載されている通りの手順で作りました。
さっそく食べてみると、正直失敗! 麺がところどころ硬くて「ベビースターラーメン」(おやつカンパニー)のような食感に…。とはいえ、それは一部分。ほかの部分はしっかりと焼きそば食感に仕上がりましたが、冒頭で触れたインスタント焼きそばのような味わいとは異なっています。「ホンコンやきそば」は、ソースの味と一緒にスパイシー(?)、エスニック(?)のような独特の風味があり、いつもと違う焼きそばを楽しめました。
「ホンコンやきそば」は、Amazonでも購入できるので、気になる方はぜひ食べてみて。
(文・奈古善晴/考務店)