コロナ
コロナの石油ストーブは、大きく分けると「寒冷地用大型ストーブ」と「ポータブル石油ストーブ」の2種類。今回は、「ポータブル石油ストーブ」に絞って見ていきましょう。
「ポータブル石油ストーブ」はさらに、「SX・RX・BXシリーズ」と「SLシリーズ」に分けられます。それぞれのシリーズの最大・最小暖房出力(=石油の消費量)は以下の通りです。
「SX・RX・BXシリーズ」
…ラインナップ数が豊富なため、幅広くなってしまいますが、最大3.65kW、最小1.93kW。ただ、2.87kW~2.24kWの間で推移しているものが多いようです。
「SLシリーズ」
…同シリーズのラインナップは、現在2種類。「SX・RX・BXシリーズ」に比べ、対応できる部屋が広めになっているからか、「SL-5118」は5.14kW、「SL-6618」は6.59kWとやや高めになっています。
トヨトミ
トヨトミの石油ストーブのラインナップは、現在17種類あります。暖房出力は、最大3.60kW、最小1.65kWと、大きな開きがありますが、2.5~3.0kW前後のものが多い印象です。
前述のコロナに比べ、やや高めにも思えますが、部屋の広さの目安では上回っているものが多いので、総体的に考えれば、そこまで大きな差ではないのかもしれません。
アラジン
アラジンの石油ストーブは、1930年代から変わらぬ品質と青い炎が特徴的で「ブルーフレームヒーター」と呼ばれていて、レトロなデザインも人気の理由のひとつです。そんなアラジンでは、大きく分けて「BF3911」(カラーはグリーンとホワイトの2種類)と「BF3912」の2種類を販売中。
暖房出力は、いずれも2.68kW。木造で7畳、コンクリートで10畳の部屋まで対応しています。
※「センゴクアラジン」というシリーズもあるようですが、予約を受け付けたものの、出荷が遅れているようです…。
こうして比べてみると、当たり前かもしれませんが、暖房出力が高いものは対応する部屋の大きさも広く、反対に暖房出力が低いものは対応する部屋の大きさが狭い傾向があるので、どのメーカーも機能差あまりないように感じます。
オススメ石油ストーブ4選!
最後に、ママテナ編集部的オススメ石油ストーブを4つご紹介します!
石油ストーブRX-2918WY/コロナ

石油ストーブ クラシック CL-250(A)/トヨトミ

石油ストーブ ぐるんPa RS-G240(W)/トヨトミ

ブルーフレームヒーター BF3911-G/アラジン

石油ストーブは、決して安価ではないから、購入前にきちんと知識を深めておきたいもの。自宅の部屋の広さや利用シーン、石油ストーブがもつ機能、そしてデザインなど色んな角度から考えて選べば、きっといい出会いが待っているはずです!
(文・明日陽樹/考務店)