ビエネッタはおばあちゃんの味??
子どものころに食べた高級そうなおやつといえば、ブルボンのふんわり食感のチョコレートケーキ「シルベーヌ」やサクッと香ばしいクレープクッキーの「ルマンド」など、いろいろありますよね。そのなかでも多くの人たちの共感を得られそうなものといえば、日本では森永乳業が販売を手掛けている「ビエネッタ」ではないでしょうか。
リボン状のバニラアイスクリームと何層にも重なったチョコレートは、そのビジュアルだけでも高級感を感じられ、幼心に「なんて贅沢なアイスなんだ!」と思ったものですよね。
「ビエネッタ」に関するネット上の声を見ても「ビエネッタはごちそうだった」や「きょうだいと喜んで食べていた」「体調崩したときに親が買ってきてくれた思い出」「子どものころの贅沢品はビエネッタだった」など、やっぱりちょっと“特別”なアイスとして記憶に残っている様子。
さらに、いくつか見られたのが、「ビエネッタはおばちゃんの家に行ったときだけ食べられた」や「おばあちゃんがいつも用意してくれていた」など、“おばあちゃんの味”としても思い出になっているようです。
ファミマで見つけたカップタイプのビエネッタ
前述のように思い出深い「ビエネッタ」は、おそらく長方形の切り分けて食べる大きめのサイズが一般的。しかし、筆者が先日ファミリーマートに寄ったら、アイスコーナーにカップタイプのお一人様用サイズの「ビエネッタ」を発見! 思わず購入してしまいました。
さっそく食べてみると、口あたりがなめらかなバニラアイスクリームと、パリパリ食感が楽しいチョコレートは、昔と変わらぬおいしさが! 自分だけの「ビエネッタ」もなんだか贅沢で嬉しくなってしまいます。
子どものころに憧れていたおやつを大人になって、あらためて食べるのはなかなかノスタルジックで楽しい。カップタイプの「ビエネッタ」はファミリーマート以外でも、一部のコンビニやスーパーなどで購入できます。気になる方は探してみてくださいね。
(文・奈古善晴/考務店)