赤ちゃんが肉を嫌がる理由と対処方法
赤ちゃんはどうしてお肉を嫌がるのでしょうか? 私の保育所の子どもやわが子が嫌がった理由とそれに対しての対処方法をご紹介しますね。
パサパサする、口当たりが悪い
味は大丈夫なんだけど、パサパサしているからなんだか飲み込みにくい。この理由で食べてくれない赤ちゃんが多いのではないかと思います。こんな場合は、片栗粉などでとろみをつけてみるだけで変わってきます。また、豆腐やいも類と組み合わせて、なめらかさを足してもいいですね。
かたいのが苦手
赤ちゃんの咀嚼力はまだまだ未発達です。大人が食べられるものでも、かたくて噛み切れない場合もあります。ですので、小さく刻んだり、やわらかく調理することを心がけましょう。
脂肪が苦手
私の息子が今でもそうなのですが、脂肪が多いと気持ち悪くなってしまうこともあります。実は、これを知ったのは彼が話せるようになってから。「ボク、お肉の白いところ好きちゃうねん」というひと言に、「ああ! そうだったのか」と気付かされました。脂肪を取り除いてあげることは、内蔵を守るだけでなく食べやすくもしてくれるんですね。
著者:保育士 一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長 中田馨
0~2歳対象の家庭保育所で低年齢児を20年以上保育する。息子が食べないことがきっかけで離乳食に興味を持ち、離乳食インストラクター協会を設立。現在は、保育士のやわらかい目線での離乳食の進め方、和の離乳食の作り方の講座で、ママから保育士、栄養士まで幅広く指導。離乳食インストラクターの養成をしている。「中田馨 和の離乳食レシピ blog」では3000以上の離乳食レシピを掲載中。
配信: ベビーカレンダー(レシピ)
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