おせち料理で食べられるもの・食べられないものを離乳食のプロが教えます

おせち料理で食べられるもの・食べられないものを離乳食のプロが教えます

この記事では、保育士であり、離乳食インストラクターの中田馨さんが、赤ちゃんがおせち料理で食べられるもの・食べられないものを紹介しています。

こんにちは。離乳食インストラクターの中田馨です。もうすぐお正月ですね。赤ちゃんが生まれてからの初めてのお正月。ごちそうがテーブルに並んで、みんなが集まるときでもありますが、お正月料理で赤ちゃんが控えたほうがいい食べ物は何でしょうか? また、赤ちゃんが食べられる食べ物はあるでしょうか?

赤ちゃんが控えたほうがいいメニューの一例

・年越しそば

そばは、アレルギーを起こす心配があるので、離乳食期の赤ちゃんには食べさせません

・おもち

お正月の定番の食べ物のもちですが、伸びて噛みちぎりにくい食べ物のひとつです。赤ちゃんは食べられません。3歳ごろになったら食べられるようになりますが、 小さく刻んで、食べるときは食べ終わるまで大人がそばで見守りましょう

・エビ

エビは、アレルギーを起こす心配があるので、離乳食期の赤ちゃんには食べさせません

・数の子

数の子は、塩分が多いので離乳食期の赤ちゃんには食べさせません

・そのほか、気を付けること

お正月は、食卓にお酒が並ぶことも多いと思います。赤ちゃんが誤って飲まないように、大人が気を付けることも大切です。お正月は、すぐに病院にも行けませんので、新しい食材にチャレンジすることも避けましょう

赤ちゃんも一緒に食べられるメニューの一例

では、お正月料理で赤ちゃんが食べられるものは何でしょうか?

月齢によって食べられる食材にもよりますが、たとえばおもちを抜いた雑煮、煮しめ、茶巾、なます、ぶりの照り焼き、鍋物など。すべて大人と同じ味つけはNGですが、味付けする前に取り分けたり、食べるときに2~4倍のだしやお湯で薄めるといいですね。

赤ちゃんと過ごす初めてのお正月のご家庭も多いかと思います。楽しくおいしいお正月にしてくださいね。

著者:保育士 一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長 中田馨

0~2歳対象の家庭保育所で低年齢児を20年以上保育する。息子が食べないことがきっかけで離乳食に興味を持ち、離乳食インストラクター協会を設立。現在は、保育士のやわらかい目線での離乳食の進め方、和の離乳食の作り方の講座で、ママから保育士、栄養士まで幅広く指導。離乳食インストラクターの養成をしている。「中田馨 和の離乳食レシピ blog」では3000以上の離乳食レシピを掲載中。

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