ほくほくでおいしい♪ 旬のキンメダイ洋風レシピ3選

第3285回 今日のこれ注目!ママテナピックアップ
キンメダイは、12月から2月にかけて脂がのり、食べごろだと言われています。煮物はもちろん、焼いても刺身にしてもおいしい魚ですが、いつも同じ食べ方だと飽きてしまいそう…。そんなときにおすすめなのが、キンメダイを使った洋風レシピです。今回は、3つ紹介します。

ほくほくでおいしい♪ 旬のキンメダイ洋風レシピ3選

キンメダイのアクアパッツァ

最初に紹介するのは、イタリアの家庭料理を代表するアクアパッツァ。トマトと魚介の旨みがたっぷりと入った一品です。

【材料】(4人分)
・キンメダイ…半身
・トマト…1個
・アサリ…300g
・しめじ…適量
・にんにく…1欠片
・アンチョビ…小さじ1
・オリーブオイル…適量
・白ワイン…100cc
・塩コショウ…適量
・水…50cc

【作り方】
1)にんにくをみじん切りにする
2)熱したフライパンにオリーブオイルを入れ、(1)が色づくまで炒める
3)(2)にキンメダイを加え、両面を焼く
4)(3)にトマト、アサリ、しめじ、アンチョビ、白ワイン、水を入れ、塩コショウで味を整える
5)(4)に蓋をして、10分ほど蒸し煮すれば完成!

最後にバジルの葉かパセリを乗せると、見た目も豪華に見え、風味もより豊かになります。また、アンチョビの辛さによって塩コショウの量を調整してください。

キンメダイのドリア

ケチャップライスを使ったドリアは、さっぱりとしたキンメダイにぴったり。いつもと少し違ったドリアを味わってみてください。

【材料】(1人分)
・キンメダイ…1切れ
・ご飯…茶碗1杯分
・ベーコン…適量
・アスパラガス…1本
・たまねぎ…1/6個
・とろけるチーズ…30g
・ケチャップ…大さじ2
・バター…大さじ1
・小麦粉…大さじ1
・牛乳…150cc
・オリーブオイル…大さじ2

【作り方】
1)アスパラはひと口大、ベーコンは1cm幅に切り、たまねぎは薄切りにする
2)耐熱皿にご飯とケチャップを入れて混ぜ合わせ、3~4分ほど加熱する
3)フライパンにオリーブオイルをひき、(1)を入れて炒める
4)小鍋にパターを入れ、たまねぎを炒める
5)(4)に小麦粉を加え、さらに牛乳を少しずつ加えてとろみがつくまで煮る
6)フライパンにオリーブオイルをひき、キンメダイを両面焼く
7)(2)のケチャップライスの上に(4)で作ったホワイトソースとキンメダイを乗せる
8)とろけるチーズを乗せ、トースターで10分焼けば完成!

キンメダイの柔らかく、ほわっとした身がおいしいドリアのできあがり。こんがりサクサクのキンメダイがお好みであれば、パン粉をまぶして焼くのもおすすめですよ。

キンメダイのピザ

最後は、春巻きの皮を使ったクリスピーなピザ。フィンガーフードにもなるので、ちょっとしたホームパーティーにもぴったりです。

【材料】(1人分)
・キンメダイ…1切れ
・水菜…1/8束
・とろけるチーズ…40g
・春巻きの皮…2枚
・しょう油…小さじ1
・マヨネーズ…大さじ1
・パン粉…適量
・オリーブオイル…適量

【作り方】
1)キンメダイにパン粉をまぶす
2)フライパンにオリーブオイルを入れ、(1)を両面キツネ色になるまで焼く
3)春巻きの皮を重ね合わせ、全体にオリーブオイルを塗り、
4)マヨネーズとしょう油を混ぜたソースを春巻きの皮が重なる部分に塗る
5)(2)で焼いたキンメダイを1cm幅に切って(4)に乗せる
6)とろけるチーズをトッピングしたら、トースターで1分半ほど焼く
7)最後に食べやすい長さに切った水菜を乗せれば完成!

春巻きの皮は、あらかじめアルミホイルをひいた上で作業すると後片付けも簡単です。サクサクっとした食感がクセになりそう!?

キンメダイといえば、煮つけなど和食のイメージが強いですが、今回のレシピのように洋食にしてもおいしく食べられます。ほかの白身魚と同じように、シンプルにカルパッチョにしたり、香草をまぶして焼いたりしてもおいしいですよ。今までとはひと味違ったキンメダイのレシピに挑戦してはいかが?
(文・宇田川エリカ/考務店)

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