お好み焼き生地を使用
2019年1月15日(火)に発売された「もちもち食感のお好み焼きパン」(税込150円)は、もちっとしたお好み焼き生地に、焼きそばと紅しょうがをサンドし、風味のよいかつおぶしをトッピングしたもの。
じつはファミリーマートでは、昨年にも「ソースが決め手 お好み焼きぱん」という商品を発売していました。このパンは、パン生地の上にお好みソースや紅しょうが、天かす、あおさ、からしマヨ、かつおぶしなどをトッピングしていたようで、あくまでもパン生地がベースになっています。
しかし今回発売された「もちもち食感のお好み焼きパン」は、前述の通り、お好み焼き生地を使用していて、さらにお好み焼きに近づいている予感…。
パンっぽくないお好み焼きパン
実際に食べてみるために購入してきた商品のパッケージを確認すると、電子レンジ(500W)で約10秒温めると、よりおいしくなると書かれていたため、15秒加熱して食べてみることに。
温め終わった商品を開封すると、ソースの香りが広がり食欲をそそります。いざかぶりついてみると、なかが冷たくてもう少し温めればよかったと後悔…。
しかし、冷たくても問題ないほどのおいしさです。もちもちのお好み焼き生地は、すりおろした長芋を加えて作ったお好み焼き生地のような食感。サンドされている焼きそばは濃いめのソース味でがつんとした味わいがあります。紅しょうがについては賛否あるかもしれませんが、筆者としてはよいアクセントになっていて、おいしさを際立たせているように感じました。
表面にトッピングされたかつおぶしも風味がよく、お好み焼き“パン”というよりも、焼きそば入りの“お好み焼き”を食べているような感覚になり楽しかったです。
キャベツや豚肉などのような具材は入っていないので、完璧なお好み焼きとはいえませんが、気軽にお好み焼きのような味わいを楽しめるのは嬉しいですよね。ソース味が好みの方はお試しください。
(文・奈古善晴/考務店)