変わりダネフレーバーのチョコレート
その商品とは、数量限定で販売されている「もへじ もへじの和とりゅふ 6個【2019バレンタイン】」(税込615円)です。
同商品は、もへじのオリジナル商品である「香ばしきな粉」と「米麴あまざけ」「もへじの醤油」「おろし生わさび」「沖縄県産シークヮーサー果汁」「九州ゆず子果汁」を使用した、6種類のトリュフチョコレートのセット。
言い方は悪いですが、醤油やわさびを使ったチョコレートは、なんだか罰ゲームとも思えるような商品。味が気になったのでさっそく食べてみることに。
どれもおいしくてびっくり!
味の結論を言ってしまうと、「どれもおいしい」というのが本音です。それぞれの味わいは…。
・「きなこ」
ホワイトチョコレートの優しい甘みのなかに、香ばしいきなこのチョコレートが入っています。パリッとした食感となめらかな口あたりが◎。
・「甘酒」
おそらくミルクチョコレートでコーティングされているのですが、その風味が強く、甘酒は遠くのほうに少し感じる程度でした。
・「醤油」
醤油の香りというよりは塩分のような塩気のきいたチョコレートに仕立てられています。その塩気によって甘さが際立っている印象。
・「わさび」
そのほかのチョコレートに比べると、ややビターな味わい。わさびのツンとした辛みはなく、独特のフレーバーが鼻を抜けて面白いです。
・「シークヮーサー」
前述のトリュフはどれもチョコレートらしい味わいでしたが、こちらは甘酸っぱくて爽やかなチョコレート。フルーティですっきりとした食べ心地。
・「ゆず」
6種類のなかでは、もっとも素材のフレーバーを感じることができました。ゆずの上品な香りがチョコレートとマッチしていて美味です。
筆者が個人的においしかったランキングをつけるなら以下の通りに。
1位:「シークヮーサー」
2位:「ゆず」
3位:「醤油」
4位:「わさび」
5位:「きなこ」
6位:「甘酒」
どれもおいしいチョコレートではありますが、「シークヮーサー」や「ゆず」の爽やかな味わいや、「醤油」「わさび」の意外なおいしさが順位の決め手です。
正直「ゆず」以外に関しては、“がつん”としたフレーバーがあるわけではありません。だから、どんな素材を使っているのかを秘密にして、素材当てゲームをしても楽しそう。義理チョコとしておひとついかが?
(文・奈古善晴/考務店)