明治の禁断シリーズ第2弾
1月22日、明治が発売したのが、「明治禁断のアップルパイの中身だけ」という新商品です。
じつは「禁断の○○」という商品の販売は、これが2度目。2018年の3月には、第1弾の「明治禁断の食べるはちみつ」が発売されました。その当時、インパクト大のネーミングに釣られて購入した人は多かったようですが、ネット上では「カブトムシも食べない」「でんぷんのり」「洗顔ジェル」「禁断のままにしておくべきだった」「眉間にシワが寄る」など、散々な言われよう…。
今回の「明治禁断のアップルパイの中身だけ」は、“まるでアップルパイの中身をそのままカップに詰めたかのような、独特の食感とジューシーで豊かな林檎の味わい”の“幸せ新感覚ジュレ”とのことですが、はたして…? ということで、さっそくゲットしてきました。
味はアップルパイ?
まず驚いたのは、開封直後のその姿。前述のように“新感覚ジュレ”と記載されているので気づくべきでしたが、てっきりプリンのようなものかと思っていたらゼリーのようなものでした。
しかしひと口食べてみると、ゼリーというには少しかたい気がするし、なんだかザラザラとした歯ざわり・舌ざわりで、なんと表現していいのかがわからない…。
肝心の味は、りんごの爽やかな風味がはじめにやってきて、後から強めのシナモンが追いかけてきます。りんご×シナモンだからたしかにアップルパイ風の味わいではあるものの、パイ生地の香ばしさがなく、また独特の食感の印象が強すぎて、これをアップルパイと呼んでいいのかわからなくなってしまいました。堂々と「まずくはない」と断言できますが、素直に「おいしい!」とは言えない自分もいるんです。
記事にしておきながら、はっきり伝えられないのは悔しいところですが、一度食べたらきっとその気持ちもわかるはず。興味のある方はぜひ!
(文・明日陽樹/考務店)