子どもはいつから歯磨き粉を使う?選び方とタイプ別おすすめ6選

第125回 みんなが共感!ママのお悩み
乳歯は永久歯より弱く、虫歯になりやすいとされています。子どもの歯が生えたらすぐに歯磨きを始める必要がありますが、歯磨き粉はいつから使えばよいのでしょうか?子どもに歯磨き粉を使うタイミングや選び方、おすすめの歯磨き粉を紹介します。

歯磨き粉はいつから使う?

子どもの歯磨きは、「最初の歯が生えてきたらすぐに始める」のが望ましいといわれます。それでは、歯磨き粉はいつごろから使うのが望ましいのでしょうか?

うがいができるようになったら

歯磨き粉の使用を検討するのは、子どもが「うがい」をできるようになってからです。「○歳になったしうちもそろそろ…」などと年齢にこだわる必要はありません。

あまりにも早く歯磨き粉を使うと、子どもが誤飲してしまうおそれがあります。うがいができるようになれば、「飲み込む」以外に「吐き出す」選択肢が増えます。ぶくぶくと、口をすすげるようにもなるでしょう。

個人差はありますが、子どもがうがいをできるようになるのは「2歳ごろ」からといわれます。2歳になったら様子を見つつ、うがいの練習を始めてみるのがおすすめです。

うがいの練習は、水を吐き出すことから始めます。これができるようになったら口の中に水をためる練習、それから水を含んだままほほを動かす練習です。子どもが上手にぶくぶくできるようになったら、いよいよ歯磨き粉に挑戦してもよいでしょう。

子ども用歯磨き粉の選び方

子ども用歯磨き粉を探してみれば、様々な種類があると分かります。それぞれ特徴が異なるため、使うタイミングや効果を見極めた上で選びましょう。

タイプで選ぶ

子ども用の歯磨き粉には、主に「ジェルタイプ」「ペーストタイプ」があります。ジェルタイプはとろみがあってやわらかく、研磨剤や発泡剤が配合されていないものが多く見られます。

口に入れても違和感を覚えにくく、泡立ちもあまりありません。1~3歳前後で、「ぶくぶくぺっ」とうまく水を吐き出せない子どもにおすすめです。

一方、研磨剤や発泡剤、フッ素入りのものが多いのがペーストタイプです。3歳以上で、うがいができるようになった子どもに適しています。

大人と同様の使い方ができますが、慣れないうちは使いにくいかもしれません。子どもが歯磨きした後は、磨き残しやすすぎ残しを大人がチェックしてあげましょう。

フッ素濃度を確認する

歯磨き粉を選ぶときは、「フッ素の有無」だけではなく「濃度」までしっかり確認しておきましょう。子ども用歯磨き粉では、「フッ素濃度900~1000ppm」「500ppm未満」のものなどが一般的です。

歯にフッ素を塗布すると、歯のエナメル質が強化され虫歯になりにくいといわれます。万が一、赤ちゃんがフッ素入りの歯磨き粉を飲み込んだとしても、急性中毒量の基準には達しません。

ただし、歯磨き粉を飲み込み続けることによる、フッ素の過剰摂取は避けたいところです。歯磨き粉を上手に吐き出せない子どもには、フッ素濃度の高い歯磨き粉の使用は控えます。

歯磨きした後うまく「ぺっ」とできない6歳未満の子どもは、フッ素濃度500ppm以下のものがベターです。学齢に達したら、フッ素濃度1000ppm程度のものを使い始めてもよいでしょう。

研磨剤、発泡剤を含まないもの

研磨剤も発泡剤も、どちらかというと大人向けの成分といえます。子ども用では、これらが配合されていないものを選ぶのがベターです。

研磨剤は、歯の表面に付着した着色汚れや歯垢を落とす効果があります。大人にはあるとよい成分ですが、まだ歯のやわらかい子どもには不向きです。研磨成分が子どもの歯の表面や歯茎を傷つけてしまう可能性があります。

発泡剤は歯磨き後の爽快感を高めてくれる成分ですが、泡を嫌がる子どもは少なくありません。「泡で歯の汚れが見えにくい」「磨いた気になりやすい」というマイナス点もあり、子ども用の歯磨き粉には不要です。

好みの味を選ぶ

子どもの歯磨きへのモチベーションを高めるには、味が重要です。子ども用なら「フルーツ系」の味のバリエーションが豊富で、「おいしい」と感じる子どもも多いようです。いくつか使って、子どもにお気に入りを選ばせてあげましょう。

ただし、子どもはその日の気分で好みや言うことがコロコロと変わるものです。いきなり「この味はイヤ!」と言われたときのため、お気に入りを2種類くらい用意しておくとよいかもしれません。

ジェルタイプの子ども用歯磨き粉

歯磨きデビューしたばかりだったりうがいが苦手だったりする子どもには、「ジェルタイプ」の子ども用歯磨き粉を選びましょう。小さな子どもでも使いやすい、おすすめのジェルタイプ歯磨き粉を紹介します。

ピジョン「ジェル状歯みがき ぷちキッズ ぶどう味」

離乳食完了期の乳歯の性質を考えて作られた歯磨き粉です。歯の色素汚れ防止や歯垢の除去、歯のエナメル質強化をめざせます。対象年齢1歳6カ月ごろからということもあり、フッ素濃度は低めです。

歯磨き粉には、キシリトールやフッ素、食品原料が配合されています。また、清掃剤として配合されているのは、無水ケイ酸です。

ソフトな使用感で、大切な乳歯を傷つけません。「発泡剤無配合」で泡も出ず、磨き残しやすすぎ残しの不安は少なくなります。

・ピジョン「ジェル状歯みがき ぷちキッズ ぶどう味」
・ピジョン「ジェル状歯みがき ぷちキッズ ぶどう味」

ビーンスターク「ハキラはみがきジェル ほんのりリンゴ味」

子どものオーラルケアシリーズ「ハキラ」の歯磨き粉です。虫歯菌が住み着きやすくなる1歳6カ月ごろからの使用が推奨されています。

歯磨き粉に配合されているのは虫歯予防のキシリトールのほか、「500ppm」のフッ素です。子どもの使いやすさを考慮して、研磨剤・発泡剤・着色料は配合されていません。

また、珍しいほんのりリンゴ味もこの歯磨き粉の特徴のひとつです。いちごやぶどうなどおなじみの味に飽きてきた子どもには、こちらを試してみましょう。

・ビーンスターク「ハキラはみがきジェル ほんのりリンゴ味」
・ビーンスターク「ハキラはみがきジェル ほんのりリンゴ味」

ペーストタイプの子ども用歯磨き粉

ペーストタイプは成分のバリエーションが増え、製品によってはより高い歯磨き効果が期待できます。ペーストタイプのおすすめを見ていきましょう。

ライオン「クリニカKid’s ハミガキ いちご香味」

ディズニー好きの子どもに好まれそうな、かわいいミッキーとミニーのパッケージが魅力です。薬用成分「デキストラナーゼ酵素」が歯に付着した歯垢そのものを分解・除去し、乳歯の良好な状態を維持しやすくしてくれます。

このほか、キシリトールやフッ素、歯垢除去効果を高める「清掃スクラブ」も配合です。フレーバーはいちごのほか、ももやぶどうも選べます。

・商品名:ライオン「クリニカKid’s ハミガキ いちご香味」

・楽天:商品はこちら

サンスター「バトラー エフペーストこども」

「バトラー」は、90年以上の歴史を持つ予防歯科ブランドです。大人用には虫歯バリア効果の高い「バトラー エフペーストα」がよく知られており、こちらはその子ども版です。

歯磨き粉を口に含むと、配合されたフッ素が唾液中のカルシウムを取り込みます。歯の再石灰化が促進され、強く虫歯になりにくい歯をめざせるでしょう。

歯磨き粉の味は、ほどよい甘さと爽快さを感じるフルーツミント味です。4歳ごろのペースト歯磨き粉に慣れた子どもからもうすぐ大人用の歯磨き粉を使う子どもまで、幅広い年代に好まれています。

・サンスター「バトラー エフペーストこども」
・サンスター「バトラー エフペーストこども」

無添加タイプの子ども用歯磨き粉

「子どもの歯磨きにはなるべく余計な成分がないものを」というパパやママには、天然成分で作られた子ども用歯磨き粉がおすすめです。子どもが誤って飲み込んでしまっても慌てずに済む、無添加タイプの子ども用の歯磨き粉を紹介します。

アラウベビー「はみがきジェル みかん味」

発泡剤・研磨剤はもちろん、防腐剤・保存料・合成香料・着色料・シリコン・石油系界面活性剤も使用されておらず、食用品の原材料から作られているのが特徴です。乳歯が生えたてで、うがいのできない子どもから使えます。

また、味はオレンジとシトラスをブレンドした柑橘系です。天然素材のみを使った甘い味わいは、小さな子どもでも口にしやすいでしょう。

・商品名:アラウベビー「はみがきジェル みかん味」

・楽天:商品はこちら

アロベビー「歯みがきジェル みかん味」

100%植物由来の上、フッ素も配合されていません。厳選した原材料のみを使用し、開発から生産までの工程をすべて日本国内で行っています。赤ちゃんでも口にしやすく、歯磨きの習慣付けに役立つでしょう。

歯磨き粉に配合されている主な成分は、虫歯をできにくくする「キシリトール」や、虫歯菌の減少にアプローチする「乳酸菌」、歯の汚れ除去のための「マスティック」などです。いずれも天然由来の成分で、万が一子どもが飲み込んでも慌てる必要はありません。

味はやさしい甘さのみかん味です。子どもが好みやすい風味で、子どもの自立的な歯磨きを促します。

・アロベビー「歯みがきジェル みかん味」
・アロベビー「歯みがきジェル みかん味」

まとめ

子どもがうがいをできるようになったころが、歯磨き粉を使うタイミングのひとつです。刺激が少なく使いやすいジェルタイプからスタートするとよいでしょう。

ペーストタイプは様々な成分が配合されており、より高い虫歯予防がめざせます。ただし、飲み込むのはあまり好ましくないため、ぶくぶくうがいが上手にできるようになってから使ってみるのがおすすめです。

近年は、子ども用歯磨き粉の種類も増えています。成分やフッ素濃度、子どもの好みなどをしっかりと見極めて、使いやすい歯磨き粉を見つけましょう。

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