洗濯ネットをすっきり収納。洗濯機の側面やボックスを活用しよう

第46回 暮らしの便利グッズで家事を楽しく!
洗濯ネットは様々な大きさや種類があり、どのように収納すればよいか迷うことがあります。どこにしまっておけば使いやすくなるのでしょうか?洗濯ネットの収納アイデアや、すっきり収納できるおすすめのアイテムを紹介します。

洗濯ネットはどこに収納する?

洗濯ネットは「たためばコンパクトになるため、収納場所に困らない」と思われがちです。しかし、深く考えずに収納場所を決めると、必要なときスムーズに取り出せなくなります。どこに収納すればよいのか見ていきましょう。

洗濯機周りのスペースを活用

洗濯ネットは衣類を洗う前に使用するため、「洗濯機周りのスペース」に収納しておくことがおすすめです。ランドリールームから離れた場所に収納すると、取り出すまでに時間がかかってしまい、手早く洗えません。

洗濯機の「上部」「側面」「近くにある棚」などを利用すれば、必要なときにスムーズに取り出せます。下着・ストッキング・ワイシャツなど、洗いたいものによって洗濯ネットの数が増えるため、収納場所に困ることは多いでしょう。

たくさんの種類があるなかでも、寝具用の大きなサイズのものはかさばりやすく収納しづらいアイテムです。取り出しやすい状態で保管にするには、工夫が必要となります。

洗濯機の側面を使った収納アイディア

洗濯機の側面は収納家具を増やせない場合に、注目したい場所です。狭いスペースですが、洗濯ネットを収納するくらいなら十分である場合が少なくありません。洗濯機の側面を使って、洗濯ネットを収納するアイデアを見ていきましょう。

フックにそのまま掛けるだけ

洗濯機の周辺には洗剤や洗濯物などを置く必要があるため、ものがあふれて収納場所が確保できないことがあります。洗濯機が浴室の近くにある場合は、入浴や掃除に利用する道具などで収納スペースがゴチャゴチャしている場合もあるでしょう。

洗濯機の側面に取り付けられる「フック」を利用すれば、洗濯ネットを引っ掛けるだけで収納できます。空きスペースを利用すれば、新しく収納場所を増やす必要がありません。使用後もそのまま吊るして乾かせます。

通気性のよいネットバッグに入れる

ネットバッグは、網目を生かしたバッグのことです。エコバッグや野菜を保管するバッグなどに、よく利用されています。「中に何が入っているのか見える」ところと、「通気性のよさ」が魅力です。

ネットバッグに洗濯ネットをまとめて入れておくと、フックに掛けるよりも多くの数を収納できます。たたんで入れておくだけで簡単に収納でき、見た目もすっきりと見えるところもメリットです。

100均ボックス×マグネット

洗濯機の側面に、100均で売っている「プラスチック製のボックス」を取り付ける方法もおすすめです。取り付けられるスペースに応じて、「書類ケース」などを利用してもよいでしょう。

「マグネットで取り付けられるタイプ」を選ぶと、手軽に設置できます。洗濯ネットの種類が多い場合、複数のボックスを設置するか仕切りなどを設けて、種類別に収納できるようにすると便利です。

スペースをうまく使えば、洗剤・柔軟剤・洗濯ばさみといったアイテムも、まとめて収納できるでしょう。

かごやボックスを使った収納術

洗濯ネットを上手に収納するには、カゴやボックスなどを利用すると便利です。中身が飛び出たりグチャグチャになったりせず、きちんと収納できます。カゴやボックスを使ったアイデアを見ていきましょう。

おしゃれなバケツや木製カゴですっきりと

ランドリールームをおしゃれな空間にしている人は、「収納の見た目にもこだわりたい」と考えるかもしれません。洗濯ネットは生活感があるアイテムのため、表に見えるように出しておくとインテリアの雰囲気を損ねてしまいます。

「デザイン性の高いバケツ」や「木製のカゴ」などに洗濯ネットを入れておけば、インテリアの邪魔になりません。バケツや木製のカゴなどに入れて棚の上部に置けば、外から中身が見えず目隠しになります。

棚の下段に置きたい場合、「蓋付きのカゴ」に入れると中身が見えません。蓋があると出し入れの際に蓋を開ける手間はありますが、ホコリ除けになるなるところがメリットです。

ボックスを突っ張り棒で吊るす

洗濯機の上の空間が空いている場合、「突っ張り棒」を利用して収納場所を増やす方法がおすすめです。突っ張り棒に「S字フック」を掛けてカゴを吊るせば、収納場所が増えます。

「洗濯機の蓋を開閉するときに邪魔にならない位置」を狙って設置しましょう。重い物を収納したい場合は突っ張り棒ごと落ちてきてしまう心配がありますが、洗濯ネットは軽いため問題なく収納できます。洗濯機の側面や正面に十分な空間がないときに、おすすめのアイデアです。

サイズ別に引き出し型ボックスへ

十分な収納スペースがあるなら、洗濯ネットを「用途別」や「サイズ別」に分けて引き出し型のボックスに入れておきましょう。どこに何が入っているのかがひと目で分かり、スムーズに洗濯できます。

「取っ手付きのボックス」を利用すれば、高い位置に置いても取り出しやすいはずです。ボックスの種類を同じにすると、見た目もすっきりとするでしょう。

サイズごとにボックスの色を変えたり、シールを貼ったりすると中に何が入っているのかより分かりやすくなります。

ランドリーワゴンならひとつで簡単出し入れ

スペースに余裕がある場合、「ランドリーワゴン」を設置すれば、簡単に洗濯ネットの出し入れができます。収納するときもたたんでカゴに入れるだけのため、手間がかかりません。

「縦にバスケットを並べられる」タイプのランドリーワゴンは「省スペース」に役立ちます。3段以上の高さがあれば、上段に洗濯ネット、中段に使用済みのタオル、下段に衣類というように分けて収納できて便利です。

狭い場所でも置きやすいように奥行や幅を考えられて設計されていることが多いため、「置きたい場所に合ったサイズ」を探してみるとよいでしょう。

収納するときに役立つアイテム

洗濯ネットの置き場所に悩んでいる場合、便利なグッズを使うと楽に収納できるでしょう。洗濯ネットの出し入れに役立つ、おすすめのアイテムを紹介します。

山崎実業「マグネット洗濯ネットハンガー タワー」

洗濯機の側面にマグネットで簡単に取り付けられるネットハンガーです。「スチール製」で丈夫な作りになっています。

洗濯ネットのファスナーを開けた状態でフックに引っ掛け、ネットの中に直接洗濯物を入れられます。下着や小物類などがたまったら、フックから外してそのまま洗濯機へ入れられて便利です。もちろん、洗濯ネットをまとめて入れておくこともできます。

また、ネットバッグや洗濯ハンガーを掛けるために利用するのもひとつです。レジ袋を引っかければ簡易ゴミ入れにもなり、アイデア次第で様々な使い方ができるでしょう。

同じシリーズに「タオル掛け」や「マグネットスプレーフック」などがあり、トータルコーディネートをすることも可能です。

・山崎実業 マグネット洗濯ネットハンガー タワー2個セット
・山崎実業 マグネット洗濯ネットハンガー タワー2個セット

イセトウ「壁掛けダストボックス」

壁面に専用のフックを取り付けて、壁掛けにしたり床に直置きしたりできるダストボックスです。シンプルなデザインで置き場所を選びません。ダストボックスとして使用するだけでなく、洗濯ネットやレジ袋入れなどの「収納ボックス」としても使用できます。

上部に取っ手が付いており、持ち運んで利用したいときも便利です。壁に設置する面が平らになっているため壁面にもぴったりと沿い、省スペースに役立つでしょう。

ホワイト・ブルー・グレー・チョコブラウンの4色展開となっていて、インテリアにマッチするカラーを選べます。

・イセトウ 壁掛けダストボックス
・イセトウ 壁掛けダストボックス

エコー金属「ワイヤーネット C」

ワイヤーネットは壁に掛けたり、別売りのスタンドを利用して自立させたりして使えるアイテムです。「フック」や「カゴ」と組み合わせれば、収納スペースを増やしたいときに役立ちます。

洗濯機の側面や上部などの空きスペースに使うと、手が届きやすい位置に洗濯ネットを収納できるでしょう。「格子状」となっているため好きな位置にフックを取り付けられ、小物類の整頓などにも便利です。

使用しなくなったときも、場所を取らずにしまっておけます。ランドリールームだけでなく、キッチンやクローゼット内など家の様々な場所で出番がある優れものです。

・商品名:エコー金属 ワイヤーネット C

・楽天:商品はこちら

まとめ

洗濯ネットがあちこちに分散してしまわれていると、洗濯したいときに取り出すのが大変です。洗濯機の周辺に決まった「置き場所」を作ることで、洗濯がスムーズになります。

収納スペースが足りない場合、洗濯機の側面や上部などの「空いている空間」を見つけて収納することがおすすめです。フックやボックスなどの便利なグッズを使って、収納場所を確保しましょう。

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