え!?赤ちゃんなのに?生後すぐ4cmの卵巣嚢腫が見つかってしまい…

え!?赤ちゃんなのに?生後すぐ4cmの卵巣嚢腫が見つかってしまい…

出産直前におなかの中の赤ちゃんの異常が見つかり、出生後、「卵巣嚢腫(らんそうのうしゅ)」と判明。生まれてからは経過観察のため半年に1度通院しているその後の赤ちゃんの様子と、不安だったママの体験談をご紹介します。

出産を間近に控えた妊婦健診で、初めておなかの中の赤ちゃんの様子について「異常」と診断されました。生まれてから調べると「卵巣嚢腫(らんそうのうしゅ)」という病気であることが判明。病気がわかってから現在まで、定期的に大学病院で診察を受けています。今回は、この病気にまつわる出産までの体験と、現在の子どもの様子をお話ししたいと思います。

 

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出産直前、エコー検査で異常あり

おなかの中ですくすく育つ赤ちゃん。妊娠の経過は順調でしたが、出産を間近にひかえた妊娠33週目の健診のことです。超音波検査で「異常あり」と言われてしまいました。

 

よく聞くと「赤ちゃんの腹部に、通常では見られない影がある」とのこと。思いがけない診断結果に慌てふためいたものの、「生まれてからでないとしっかりした検査はできない」と先生に言われ、すぐにできることはありませんでした。

 

おなかの中の赤ちゃんがどのような様子なのか、病気なのか、苦しんでいるのではないかなどとさまざまな考えが巡り、その日からはとても不安な日々を過ごしていました。

超音波検査で4cmの卵巣嚢腫が見つかる

出産予定日とほぼ同日、無事に出産しました。不安ななかでの出産でしたが、3,000gを超える元気な赤ちゃんで安心したことを覚えています。

 

しかし、ほっとしたのもつかの間。小児科の先生にお越しいただき、赤ちゃんの超音波検査を受けることとなりました。結果は「4cm大の卵巣嚢腫がある」とのこと。

 

悪性のものではないものの、大きくなると捻転してしまう可能性もあるとのことで、定期的に大学病院に通院することとなりました。

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