チャイルドシートのオススメ8選!失敗しない選び方とは?

チャイルドシートのオススメ8選!失敗しない選び方とは?

第82回 日常消費財の徹底比較 いいモノ買い隊
お子さんのいるご家庭では、車での移動にチャイルドシートは必須。6歳未満の子供には道路交通法で着用が義務付けられており、出産を迎えるタイミングで購入を検討したという人も多いのではないでしょうか。

いざ商品を選ぼうにも、さまざまなメーカーから年齢に応じた多種多様なモデルが商品化されており、選択肢が多すぎて何を基準に選ぶべきか分からない…という状況に陥ることもあるかもしれません。

さらに近年は、ISOFIX対応のチャイルドシートも普及していますが、そもそも「ISOFIX」って何?…そんな声に応えるべく、年齢別にどんな種類があるのか、またISOFIX対応チャイルドシートの特徴についてまとめました。

①使用率は6割…なぜチャイルドシートが必要?

チャイルドシートを装着しているにもかかわらず、子供がぐずったり、ほんの少しの距離だから…といった理由で、車での移動中に抱っこでやり過ごすケースも少なからずあるようです。
しかしチャイルドシートの着用は、前述の通り法律で定められています。もし事故が発生した場合、死亡・重症率は着用した場合の約4倍にも上るといわれています。何より子供の命を守るため、どんな事情があろうと優先すべきはチャイルドシートの着用…と心掛けておきたいものです。

②キホンは3種!年齢別にタイプをチェック

【年齢別、キホンの3種】

対象年齢ごとに、3種に分けられるチャイルドシート。子供の年齢別で選ぶものですが、長く使えてコストパフォーマンスの高い兼用タイプも。

乳児用(ベビーシート)

身長70cm以下、体重13kg以下。リクライニングできるため、首が座っていない新生児期から使用可能。1歳くらいまで。

幼児用(チャイルドシート)

身長65~100cm以下、体重9~18kg以下。一人座りできるようになったらこのタイプに。1~4歳くらいまで。

学童用(ジュニアシート)

身長135cm以下、体重15~36kg以下。4~10歳くらいまで。6歳を過ぎても、大人用では身長が足りない場合、チャイルドシートを使い続けるのがベター。

【兼用タイプ】

乳児・幼児兼用

100cm以下、18kg未満。新生児から4歳まで。首が座るまでは後ろ向き、首が座ったら前向きに回転させて使用。長く使えてコスパは良いが、サイズは大きめ。

幼児・学童兼用

身長65~135cm、体重9~36kg。幼児期にはハーネス、シールドで固定、成長したら外して使用。

乳児・幼児・学童兼用

身長50~135cm、体重2.5~36kg。新生児~10歳まで。

③知っていますか?ISOFIX対応チャイルドシートの特徴

従来のシートベルト取り付けタイプのチャイルドシートの場合、そもそも取り付けが難しく、締め付けが不足してグラつく、子供の体型とシートの形状が合っていないといった問題点がありました。

そんな中登場したのが、ISOFIX(アイソフィックス)シャイルドシート。これは、シートベルトを使わずに装着可能なチャイルドシートのことで、コネクタを車側の金具に差し込むだけで取り付けできるのが優れた点。慣れていない人でも、安全に装着ができるのです。なお、2012年7月以降に発売された車は、ISOFIX対応となっています。

④正しく取り付けて、安全なカーライフを

取り付けに革命をもたらした「ISOFIX対応」の登場によって、より安全性が高まったといえる近年のチャイルドシート事情。

もちろん、事故を起こさないことが何よりですが、チャイルドシートの正しい使用法を今一度確認し、「万が一」にも備えた安全なカーライフを心掛けていきたいですね。